今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

マイ シューズ 

2015-07-09 07:32:44 | おしゃれ

数か月前になるでしょうか。

新着記事から、或る方のブログを初めてお訪ねした時の事です。

恐らくタイトルに惹かれてのことだと思いますが・・・・・。

今となっては失礼ながら、そのタイトル名もブログ名も思い出すことができません。

但し、その時拝見した画像のみ、心に焼き付いています

自分が大切に保管しておられる、靴の画像でした。

恐らく、数十足以上はあったようにお見受けしました。

それも、ブランド物のかなり上質な靴がたくさん。

 

その方のブログは、普通の日常を送る主婦の日記といった感じでした。

それだけに、「すごい!」と驚嘆してしまった私。

私が想像するに・・・・・・。

シニアーの年代とはいえ、長年のキャリア歴が過去にあり、通勤のために靴のお洒落が欠かせない人だったのかもしれない、と勝手な想像を巡らしたものです。

 

 

その方に比べ、私の靴の何と数の少ない事。

働いたこともなく出不精な性格ゆえ、数足あれば、それで長年、間にあってしまう暮らし。

せめて買うときは、質の良い靴をと奮発したものでした。

具体的に商品名を紹介すると、フェラガモの靴が多いです。

けれど、購入した品数が、皆さんが呆れるほど少ない私。

ですから、おそらく靴にかけたお金は、一般の方の購入費の平均額より少ないのではないか、と思っています。

 

今春、久しぶりに三足、新しい靴を日本橋の三越デパートで買いました。

5年間の倹約の縛りを解き、勢いに乗って珍しく、買い物をした時のことです。

靴も、5~6年前に買ったきりでしたから、そろそろ新しいものを、と気が動いた私でした。

むろん、これまでの習性で、フェラガモのお店も覗きました。

 

しかし円高のせいでしょう。

私が最後に購入した頃より、二倍近く価格が跳ね上がり、一足だけで8万円台。

さすがに、迷いが先に立ち、手を出しかねてしまった私です。

楽に履ける厚底の気に入ったものがありましたが、年金暮らしの身には贅沢品過ぎる、と思わずにはおられませんでした。

それをあきらめ、購入した内の一足が下の画像です。

 

お洒落用 履き心地が良いと評判のお店の商品ですが・・・・・・。

 

フェラガモの靴の価格に1万円少々を足しただけで、三足も手にできた今回の買い物。

なんだかとても得をした気分に。

脚にまったく自信が持てない私ですから、むろん目立つ靴は敬遠。(笑)

無難でさりげないものを、いつも選んでいます。

私のファッションでは、すべてに通用する言葉ですが。

流行を追いすぎず、飽きの来ない上質なものを選んで、長く使用するに尽きます。

 

 

手前は普段用 後方はタウン用といったところです。

 

先日の同窓会の時に履いたのが、下の画像のフェラガモ定番の靴。

購入して既に二十年以上は経っていますが、私が所有している靴の中でも、履き心地が抜群。

この度の同窓会の前に、6000円の修理費をかけ、新品同然に見えるほどにきれいにしてもらいました。

もう十分、元は取り返した気分ですが、この調子ですと死ぬまで履けそうな感じです。

私が一番好きな靴といっても過言ではありません

 

 

この靴では、恐縮至極の想い出があるのですよ。

先日の同窓会の時のことです。

伊勢神宮参拝後、夕食を済ませ、宇治山田駅でいよいよお別れの時が訪れました

郷里方面は三名、私とNさんは東京方面で、いよいよ帰途に向かう直前、お別れの言葉を交わしている最中でした。

O君が、突然私の足元にひざまづき、バッグから出した小道具で、私の埃で真っ白になった靴を磨いてくださったのです。

余りに恐縮至極な事でしたが、お断りする間もない一瞬の出来事でした。

 

O君は、全国的にも名の知れた電気工事会社の元重役さんでした。

それにもかかわらずのこの気配り。

私はしばし呆然とし、なされるままで棒立ち。

むろん感激し、感謝が言葉にならないほどでした。

 

愛妻家で知られたO君。

きっとお宅では、奥様の靴をいつも磨いていらっしゃるのでしょうね~

羨ましい限りです。

せめて、彼のその行為に礼を幾分でも尽くすかのように、高い支払いまでして修理をしておいて、本当に良かったです。

 

過去に購入したフェラガモの靴です。
手前のシンプルな靴は、購入したのが五年ほど前になるでしょうか。
後の二足は、二十年くらい経過しています。

 

靴はさりげないもののようでいて、よそのお宅の訪問時などでは、とても目立つもの。

昨年末、我が家にお見舞いに来て下さった訪問客の靴の印象が、今も忘れられない私です。

恐らく流行先端の型だったのでしょう。

お二人の革靴が格好良くて・・・・・・。

色違いではないかと思うほど形がそっくり。

光沢は眩しいほど。

靴を中央に置き換えたとき、その紳士靴に、しばし見惚れてしまった私でした。

 

それに比べ、我が家の旦那さまは・・・・・・。

私が多少上等な靴を選ぼうとすると、ゴム底の履きやすい靴がいい、と言って譲りません。

おしゃれっ気はまるでない人。

私が心から信頼している、ロス支店時代の元上司のHさんと同僚のNさん。

諸氏のオシャレ度と奥様の気配りが、靴からも伝わってくるようでした。

 

本当にお洒落な人は、靴も大切に扱える人ですよね。

反省が多い、私の靴の扱い方です。

 

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