昨日の続きです。
レストランの前で起きたとんでもない出来事とは?
今度は段差のある入り口で、妹がつまずき、激しく転倒したことです。
私は、一瞬わが目を疑うかのように、呆然としてしまいました。
そういう私も、前日の深夜に同じことをやらかしています。
まるで、その時の私の転倒ぶりを再現してくれたかのよう。
妹は倒れてうずくまったまま、身動きもしません。
レストランの店員さんやお客さんが、すぐ気が付いて、数名、妹を囲むように寄っていらっしゃいました。
私はむろんですが,他の方たちも心配して、「大丈夫ですか?」と再々声をかけられます。
「私は近くの病院で働いている看護師です」
と、名乗られる方までいらして。
このお人形さんの表情、その時の妹に、ちょっと似ています。
なあ~んて。こんなに可愛くはありませんけれどね。
妹はあまりのショックで、しばらく声も出せませんでしたが、次第に平常心を取り戻したようです。
お騒がせしたお詫びをして、二人でレストランの奥の席に就きました。
その後は、私が立て替えていた妹分の施食会のお布施代を清算し、私に返してくれたりと。
意外にも冷静で、目の前のやるべきことをきちんとこなした妹です。
もしかすると、私のほうが動揺していたのかもしれません。
妹が返金してくれたことは、私の記憶から完全に消えてしまっていましたから。
妹は、その後も気分がすぐれないようでした。
ご主人のAさんが、エスカレーター上で転倒し、その後遺症が一月後に現れ、脳の手術をしてからまだ半年が経過したにすぎません。
やっと回復し、平常の生活ができるようにになったばかり。
久しぶりに軽井沢への夫婦そろってのゴルフ旅行と、ドイツのトレッキング旅行が初秋に控えています。
万一、何かあったら、久しぶりのその計画が、またすべておじゃんになってしまうでしょうから。
気分が悪い上に、不安が募るのはやむを得ないことですね。
こちらのほうが妹に似ているかな?
こんなこと書いたら、妹が怒りそう。(笑)
「今日の法要は、受付で、お金を納めたら、すぐ私は帰る」と言い出しました。
無理からぬことと思い、私は承諾。
私は再度、脳の検査を受け、異常がなければ、法話後の法要に、ひとりで出席することにしました。
妹は帰宅後、整形外科の診察をすぐに受けたようです。
その結果は打撲傷程度で、ひとまずは骨に異常は見付からなかったようでしたが・・・・・・。
(追記 これは誤診。とんでもない診断が、数日後下されました。妹のブログに詳述されています)
https://blog.goo.ne.jp/yumeji_2014
私はこの度、妹の転倒の一瞬を目の当たりにし、認識し直し、心に刻み込んだことがあります。
二本足で歩ける人間の安定した体の、意外なもろさと不安定さを。
自分自身の転倒も前日のことでしたから、なおさらのことでした。
その時の妹の転び様は、それほど、激しいものだったのです。
一瞬、宙に浮いた体が、ポーチのタイルに叩きつけられたような恰好と衝撃。
一つ間違えば、脊髄を痛めて半身不随になっても不思議ではないほどでした.
実際に私はそのような方を、亡き母の入院先で目にしたことがあります。
駅のホームで人に押され転倒し、その後は全身不随で寝たきりに。
そのベッドに付き添う若い奥様と二人の幼いお子さんたちの姿が、今でもまだ心に焼き付いています。
私は、これまでにも数回転んだことがあります。
その一瞬の衝撃は結構大きなもので、しばし呆然となりますが。
正気を取り戻すと、あまり気に留めることなく、打ち身の痛みもやり過ごしていました。
でも今回の私の転倒による、多量の出血、さらに妹の仰天してしまうような転び方を目撃し、軽率に扱ってはいけない重大事だと思いました。
高齢者が転んで寝たきりになった、という話はよく耳にしますね~。
皆様も、くれぐれもお気を付けて。
お互いに、十分注意して暮らしましょう。
この事件の後の夕暮れ時。
さらに今度は私が、またある心配事に見舞われました。
この続きは、また明日に回します。
追記
テレビを観ながら夕食の準備をしています。
今神戸付近に再上陸したとのこと。
50メートル以上のすごい風速のようですね。
台風が通過するところにお住いの皆様、くれぐれもお気を付けください。
横浜も、風が強くなってきました。
被害が出ないことを、ひたすら祈っております。
9月4日記述
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