二本足で歩く行為は、人としてあまりに当たり前至極のこと。
私達は、日頃、その行いに感動を覚えることはほとんどないのではないでしょうか。
今の私は違います。
昨日の記事で、次女宅まで20分少々かけて歩いて行くことについて触れましたが。
その時、私は今まで味わうことがなかった新鮮な喜びと感謝の気持ちが自然に湧いてきます。
なぜなら私には、今、歩く行為は当たり前至極なことではなくなったからです。
広島の平和公園。
素敵な道の風景ですね。
久しぶりに訪れ、二時間くらいかけて散策しました。
その無理と旅行の疲れが、私の脚に、一気にその後押し寄せました。
去年のお盆に夫のお墓参りで帰郷し、帰宅した直後から、急に歩行が困難になりました。
数歩歩くと、痛みが襲い、妹や娘の手を借りて、やっと病院にたどり着けたものです。
個人のクリニックでは、ヘルニア、その他色々な病名を言われ埒が明きませんでした。
それで、私からお願いし、総合病院への紹介状を書いていただきました。
そして、その時の診断は、脊柱管狭窄症。
私にとっては、初耳の病名で、戸惑うばかり。
その時の医師の言葉が、今も耳に焼き付いています。
「日頃の暮らしを、今までの七割に落とすか、手術しかありません」
大変なショックを受けたものです。
ところがどうでしょう。
今は、以前とほとんど変わりない日常を送っています。
もちろん完治したわけではありません。
あまり昼間の暮らしで足を使い過ぎると、夜中に足が痛んで目が覚めることもよくあります。
階段を上る時には、多少の痛みを今も感じます。
痛みがひどいときは、整骨院の先生に現状を詳しく報告し、その改善のための施術に力を入れていただきます。
すると快方に向かい、とても足の調子がよくなります。
完治とはいきませんが。
このように、少々デリケートになってしまった脚を使っての日々の今の私の暮らしです。
でも私は、暢気で楽天的な性格のせいか、あまりくよくよしません。
それが良いのでしょう。
少々病んだ脚ながら、今は以前と変わりない暮らしを元気に送っています。
整骨院の先生も、私の回復の速さに、初めのころ驚かれ、
「あなたの体に回復力がまだあるからですよ」とおっしゃって、感嘆して下さいました。
私の大好きな言葉、自己治癒力がこの時も働いてくれたのでしたら、こんなに嬉しいことはありません。
このような訳から、今の私にとっては、二本足で歩けることは当たり前のことではなくなってしまいました。
喜びと感謝の気持ちを噛みしめるながら、歩くようになりました。
数か月前からでしょうか。
更に、楽しく元気に歩く秘訣を私は取得できました。
当然のように実行されていらっしゃる方が大勢かもしれませんが、次回はその秘訣につぃて書かせていただきます。
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