私は、これまで何故か、血液検査の数値は、測定した限りでは、いつも問題なし、と言われてきました。
しいて言えば赤血球の数値が正常値より、多少低目、と。
でも、問題になるほどの値ではありません、と。
この検査結果は、長い間、ずっと変わらずでしたが。
最近、ついにこの検査で引っ掛かってしまいました。
ちょっと驚き、そして不安。
でもついに来たか。
そんな気持ちでした。
風邪の症状が一向に治まってくれないので、クリニックに久しぶりに出かけた時のことです。
私はめったにお医者にかからないので、診ていただく際には、必ず血液の検査も自分からお願いするようにしています。
血液検査で、体の異常がほぼ判る、と以前、耳にしたことがあるからです。
いよいよ載せる画像が分からなくなってきました。
記事に関係ないものでも、今後は適当にアップしていきますね。
キッチンのシンクの前の窓より
その結果を一週間後に伺いに行きました。
去年の年末に、同様の検査を受けたクリニックです。
その時は、先生が、多少驚かれたような表情で、
「全く問題ありません。すべて正常値ですよ」とおっしゃいました。
今までは、いつもそのように言われ続けてきた私です。
ところが、五月の中旬に検査結果を伺いに行った時の、先生の診断は違いました。
「赤血球数の数値が下がっています。
もしかすると、出血がどこからか起きているのかもしれません。
大腸の内視鏡検査を受けられては如何ですか。
その前に、まず検便の検査から始めましょう」と。
初めてこんなことを言われた私の胸は、ちょっとドキドキ。
私は尋ねました。
「下がった数値では、減った量はどのくらいになるのでしょうか?」
「100㏄位です」
医学的に、この量が多いのか少ないのか、私にはさっぱり分かりませんでした。
でも私は、一瞬検査を受けるべきかどうか迷いました。
その気持ちを率直に述べた時、先生の対応は意外と素気ないものだったのです。
おっしゃることは当然のことでしたけれどね。
「あなたの気持ち次第です」
と。
少し前のこと。
未だに主治医が決められず焦っている旨を、整骨院の先生にお話ししたことがありました。
その時、ご紹介くださった数クリニックの内の、ここは一つでした。
寡黙な先生だけれど、目が優しくて、とても誠実さが感じられました。
私の印象と直感頼みにすぎませんでしたが、今後はこの先生を主治医と決めようと、心の内では決心していたのですが。
でもこの度の先生の対応で、その気持ちが失せてしまいました。
何か違うと。
些細な事でも、患者が不安な気持ちに陥っているときの医師の対応は、非常に重要ではないでしょうか。
患者の不安をくみ取りサポートする、そういった態度であってほしい。
私は、その様な医師が理想です。
しばらく考えさせていただきます、と言って、そのクリニックを後にしました。
この続きは、次回ににさせていただきます。
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ありがとうございました。
花のように泉のように