少し前のことになりますが、長女宅にまた家族全員が集まりました。
その目的は、予想もしなかった出来事が長女家に訪れたからです。
お婿さんのHさんが、地方に転勤。
社外取締役として、子会社でしばらく働くことになりました。
Hさんは、公認会計士の資格を持っているため、その会社の財務処理に当たるようです。
長くても二年の予定とのこと。
彼は、一年間で片付けで戻ると意気込んでいましたが、その通りになるでしょうか。
長女家から仰いだ青空
体も大きくて、とても優秀な彼は、子供たちにとっては、少々怖いパパだったかもしれません。
孫娘の桜ちゃんは、お兄ちゃんよりも性格が強く、小さい頃から理不尽なことで叱られると、負けじと、パパに向かっていくような子でした。
パパはそれを見て、苦笑い。
その逞しさを、将来が頼もしい、と喜んでさえいるように見えました。
その桜ちゃんも、高校1年生に。
会う度に美しくなっていく桜ちゃんだけれど。今でも性格は男勝りのよう。
いつかお兄ちゃんのR君が、かれんちゃんのような妹が欲しかったなあ~、と。(笑)
それに比べ、長男のR君は、パパに叱られるとシュンとなり、委縮してしまう子でした。
その姿を目にする度に、桜ちゃんとR君が、逆の性だったらよかったのに、と何度、私は思ったかしれません。
高校生に入学したころのR君の様子を見て・・・・・・。
私は、大学受験まで、一時的に別居した方がいいのでは、と娘に勧めたことさえあります。
時々口争いはしても、深い絆で結ばれた仲良し夫婦であることは、よく承知している私です。
夫婦関係のことでの心配は全くしていませんでしたが。
最初のの食卓風景です。
この後、マカロニサラダ、ポトフ、スペアリブ等々いろいろ。
思春期のR君へのHさんの対応には、かなり問題がある、と思ったからです。
R君が幼い頃から、パパの厳しすぎる接し方が、私は気がかりでなりませんでした。
その態度は、Hさんなりのの息子への深い愛情表現であることは、十分分かっていましたけれどね。
ですから、この度の転勤を知った時、思わず私の思いを、正直に彼に語ってしまいました。
「R君のためには、とても良い事じゃないの。
期間も短いことだし、一時的に離れて暮らすのは悪くないわよ」と.
でも、言い過ぎたのでは、と、すぐ後悔した私。
内心ハラハラドキドキでした。
ところが、Hさんはいつもと変わらない表情で、穏やかに言葉を返してくれました。
「僕もそう思いますよ」と。
とてもとてもほっとした私です。
次女家の孫娘、かれんちゃんです。
R君も、離れることによって、父親のありがたさをを改めて認識できる、良い期間にもなるでしょう。
両人にとって、この度の転勤は、きっと良い結果をもたらしててくれるに違いない、と私は思っています。
孫四人の中では、R君が今でも一番気がかりな私です。
とは言っても、辛抱強くて冷静。
とてもやさしい性格のR君。
頭脳が明晰なのは、パパも認めるところです。
志を高くし、これからは自信をもって、日々に臨んでくださいね。
パパに代わって、家族の中心となり、ママを助けてあげてほしいものです。
ピアノの練習をする桜ちゃん。
前回集まった時は、ベートーベンの悲愴を演奏してくれましたが
今回は、ラフマニノフの曲でした。
澄んだ青空の下、Hさんの栄転を祝って寛ぎ過ごした、長女家での楽しい半日でした。
追記
昨日は、参議院選挙でしたね。
私も、孫たちの明るい未来を願って、一票を投じてきました。
訪れた次女家では、カープと巨人の野球観戦に夢中となり、選挙速報はほとんど見ていませんでした。
(カープが巨人に三連勝!夢のようでした。)
今朝、どの様な勢力分布になったのか、テレビと新聞で確認するつもりです。
超高齢化と少子化、温暖化による異常気象等々、問題が山積の我が国。
政治家と行政の取り組みに期待するしかない私達です。
賢明な政策で、益々世界に誇れる日本を目指してほしいものです。
ライフスタイルとシニア日記ランキングに参加しています。
下のピンクのバナーに応援のポチッをいただけますと、励みになり大変嬉しいです。
ありがとうございました。
花のように泉のように