妹のブログを読むと、私の暮らしとの相違を思い、人にはそれぞれの過ごし方がある。
そのことを、改めて思い知らされます。
妹は行動的で、旅行、ゴルフなどのレジャーを愉しみ、色々なサークル活動にも参加。
心から愉しんでいる様子が、日頃のおしゃべりやブログからも読み取れます。
一方、私は、団体行動が苦手な方かもしれません
サークルに参加し活動したりすることを、余り好みません。
ですから、その様な仲間はほとんどいません。
でも何かのきっかけで出逢い、親しくなると・・・。
信頼関係を築くのは早く、長いお付き合いが続きます。
その友情が裏切られるようなことは、全くと言っていいほどない人生でした。
たとえ、距離が妨げとなり、なかなか会えなくても、敬愛の情が消えることはまずありません。
常に前向きで明るく・・・。
人のうわさ話など聞いたことがなくて。
心がとてもきれいな方達ばかりでした。
その人柄、雰囲気は、不思議に思えるほど、皆さんよく似ていました。
でもすでに、そのような友人を四名も失い、私の人生は寂しくなっていく一方です。
妹に話すと、「早すぎる」と驚かれます。
同じ沿線にお住いで、年に三回以上は会って食事を共にしていたTさんとUさん。
本当に麗しいお人柄で尊敬して止まない人達でしたが・・・。
数年前にお二方共、天に召されてしまわれました
未だに信じられなくて・・・。
声をかければ、すぐ応えて下さりそう。
そんな気持で、今も暮らしています。
そのおひとり、Uさんは、長年、パーキンソウ病の罹患者でした。
ご主人さまが講演のために赴かれた旅先で、突然亡くなられた後は、介護施設暮らしだった彼女
その施設をTさんと訪ねた時のこと。
お部屋の片隅に置かれたデスクの上に、私が差し上げた絵葉書の手紙が額に入り飾られていました。
そのUさんの優しい心遣いに、とても感激した私でしたが・・・。
その事を思い出す度に、彼女の友情に自分は十分応えただろうか、と自問自答し・・・。
とてもそうとは言えなかった、当時の自らの振る舞いを想い出し、悔やまれてなりません。
要領が悪く、いつも自分の暮らし(この頃は夫介護中の身でもありました)に追われてばかりの私でしたから。
他にも、私には大切にしたい、敬愛して止まない友が幾人もいます。
在米中に親しくなり、その後40年近く、身内のように信頼するKさんとは、コロナ禍にあっても、ほとんど毎週、メールを交わし励まし合って暮らしています。
亡くなれれたTさんUさんもその一員だった、ママ友の会は、今も続き、35年近くになります。
数年前に横浜のホテルで久しぶりに再会した大学時代の親友、やっこちゃんも、会えばまるで姉妹のような間柄。
ご主人さまは開業医で、彼女も窓口で医療事務に励む日々。
コロナ禍の今。
まだしばらくは会えそうにありません。
その時、二人で思い出話に浸った、もう一人の大学時代の親友、あっちゃんは、50代の初めに早世。
カトリックの大聖堂で、クリスマスシーズンに執り行われた清らかな葬儀のミサが、今も胸に焼き付いたままです。
高校時代、親友だったIさんも、ご主人様はやはり開業医。
ところが七年前、突然死され、その驚きとショックは相当なものでした。
ご近所にお住まいで、その後都心のマンションに転居されたFさん。
私より一回りお若い方でしたが、とても信頼できる心の友です。
時々電話で近況報告をし合っています。
コロナ禍が収束すれば、ぜひお会いしたいです。
最初ご紹介したKさんと同じように在米中にとても親しくなり、色々お世話にもなったAさん。
社宅時代にとても親しかったHさん。
家族全員敬虔なクリスチャンで、優しさ、温かさはたとえようもない程のお方。
数年前我が家にお招きし、久しぶりの再会を果しましたが。
またお会いしたくて仕方ありません。
他にもいらっしゃいます。
新婚時代2Kのアパートで暮らしていた時の隣人だったお名前は六田さん。
ご主人様は確か阪大に助手としてお務めでした。
奥様は絵画がご趣味で、自作の花の油絵が壁に飾られていました。
娘が幼稚園時代(恵泉幼稚園)とても親しかった、確かお名前は阿部さん。
ご主人様は東北の銀行にお勤めの方でした。
もしこのブログを読んでご自分だとお気づきでしたら、妹のブログにコメントを入れてください。
このように、私は夫の転勤で居住場所を変える度に、心の友と言っていい良き友人に恵まれてきた人生でした。
皆さん麗しいお人柄で、私には忘れがたい敬愛して止まない人達ばかりです。
最近読んだ雑誌のエッセイに、「いつか」と言うのは、まず叶わない。
歳を重ねての「いつか会いたいた」は、まず実現しないと思った方がいい、といったような事が書かれていました。
本当にその通りだと、私も思います。
友にはとても恵まれた人生でしたのに、その人たちを心から大切にしてきたかと問われれば、まるで自信がありまん。
体力にも欠け、自分の日々の暮らしを送るのが精いっぱい、と言ったところが私にはありましたから。
その後悔は、結構大きいです。
今なら、まだ間に合います。
ご無沙汰を重ねている心の友にも、もっと積極的に声をかけましょう。
せめてお手紙を認めてでも、感謝の言葉を伝えたい
私が成長できたのは、素晴らしい友人に恵まれ、その薫陶を受けてきたからかだと、心から思っているからです。
5日と6日の歩数
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