今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

続 友は人生の宝

2022-02-21 07:42:01 | 備え

前回の記事と同様に、今日は、やはり私にとってかけがえのない親友、Kさんのお話を致します。

12日の昼下がりの事でした。

「今からちょっとお訪ねしていいかしら。お届けしたいものがあるの」と。

もちろん「どうぞどうぞ」と応えた私です

 

Kさんは、昨年の年末にお母様を亡くされたばかりの身でいらっしゃいます。

その訃報を聞き、お届けした「Hito Hana」の白いお花の供花を、とても気に入ってくださったようでした。

オミクロン株の感染が、春頃には落ち着きを取り戻してくれることでしょう。

その時になったら、「梅の花」にでもご招待し、お母様の思い出話や介護の苦労話を、ぜひ伺いたいと思っています。

 

長女からの定期便のお花

 

私がまだ50代の頃、Kさんのお母様に、一瞬ですがお目にかかったことがあります。

ふくよかな優しい雰囲気ながら、芯の強さが感じられる知性的な女性。

そんな印象でした。

その印象通り、若い時は、キャリアウーマンの先駆けのようなご活躍ぶりだったようです。

日本画もプロ並みでいらっしゃり、展覧会に伺ったことも私はありました。

 

Kさんも同様で、いろいろな方面でご活躍。

お仕事を辞められた後も、ボランテイア活動にとても熱心です。

その一方では、ヘルパーさんのお世話を受けながら、弟さんと千葉で暮らすお母様の身を案じられ、頭から離れないご様子でした。

最後の数か月は、Kさんのお住いの近くの社会保険の介護施設に入所してもらい、お母様を見守り続けたKさんです。

 

私がそうであったように、実母を亡くした悲しみや寂しさは相当なものでいらっしたに違いありません

一方では、70代になって初めて双子のお孫さんに恵まれたKさんご夫婦ですから。

そのお孫さん達が、その寂しさを紛らわしてくれていることでしょう。

 

 

葬儀後も、色々な用事に追われ、とても大変だったご様子。

とてもよく分かります。

私も同じ年に父と母を同時に失い、その後、整理、手続きに追われ、一年間位体調は最悪でした。

お会いした時、Kさんはいつになく目元に疲労が伺え、少し心配になった私です。

 

そんなお体ですのに、バレンタインデーが近いからと、チョコレートを届けて下さった彼女。

ご主人様が車の中でお待ちとのことで、会話を交わしたのはニ十分足らずでしたが・・・。

彼女が語られた介護話はとても参考になることばかりでした。

 

戴いたチョコレートはベルギー直輸入の「デジレー」
ハワイから届いたチョコも美味しかったけれど、このチョコも格別の味、
改めて、チョコレートは、幸せと夢を運んでくれるお菓子だと、
美しい箱にも見惚れながら思った私です。

 

お母様は、ずっと自分の家で、ヘルパーさんのお世話になりながら、息子さんとお暮らしでしたが・・・。

前述したように、最後はKさんの地域の保険介護施設に入所されたお母様。

保険が利くので、安い料金で利用でき、でも施設内はあらゆる設備が万全で、とてもきれいだった、と。

民間の介護施設より医療設備は遥かに充実しているようです。

 

頭金が数千万で、ひと月の経費が数十万かかった義母様の施設と、差して変わらない雰囲気だった、と仰られていました。

但し、お部屋代は個室だったため、ひと月の支払いが、30万に。

保健施設にしては、とても高いですねえ~。

特別室だったのでしょうか。

 

 

でも、保険介護施設は入居期間に制限があり、三か月間です。

飽くまで帰宅が前提のリハビリ施設。

その後どうされたのでしょう。

 

私も、もっと老いて、入院する事態になったなら、退院後は帰宅を目指して保険介護施設のお世話になりリハビリに励む。

そんな老後を理想としましょう。

 

今回も、身につまされる思いで、Kさんのお話に真剣に耳を傾けてしまった私です。

何時かまた、もっと詳しく伺わせてもらうつもりです。

 

 

Kさん御家族は絆がとても強くて、家族のイベントはいつも一緒に心から愉しまれます。

ですから、誰かが具合が悪くなった時のお世話の仕方も、至れり尽くせり。

家族総出でなさるので、いつも感心するばかりの私です。

 

そんな温かなご家庭ですから、ロサンジェルス滞在時には、私の娘達を我が子のように可愛がってくださいました。

私も数知れずお世話になりました

義父の容態が悪化し、突然の帰国となった時、6年生だった長女に向いた進学校を紹介してくれたのも彼女。

その頃、私は中学受験は全く考えていませんでしたから。

彼女に出逢わなかっらなら、娘達の進路は違っていたかもしれません。

 

 

私にとってはKさんは親友の間柄だけでなく、恩人と言っていいほどお世話になり、感謝の気持ちで今も一杯です。

もうそれから、40年以上のお付き合い。

家族のように信頼し合っている私達ですが・・・。

 

光陰矢の如し。

悲しいかな、ロス在住の頃の溌溂とした面影はもうすっかり失われ・・・。

いつの間にか二人共高齢者になってしまいましたが・・・。

駐在時の、彼女の颯爽としたテニスウェア姿が、今も目に焼き付いて離れないままの私です。

 

でも私達の心の絆は、当時と変わらないまま。

二人共、両親を見送った今。

今後どのような暮らし方をするのが一番いいか、折に触れ話し合い、励まし合っていきたいと願っています。

FさんKさんの他にも、大学時代からの親友、やっこちゃん他、数名の心から信頼できる友人に恵まれている私です。

大切な友達は、今の私の人生の宝。

オミクロン株の流行が収まったら、お会いしたい人達ばかりです。

 

昨日注文した物です。

 

お立ち寄りくださいましてありがとうございます。

今日も素敵な一日になりますように♬

 

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