普通な生活 普通な人々

日々の何気ない出来事や、何気ない出会いなどを書いていきます。時には昔の原稿を掲載するなど、自分の宣伝もさせてもらいます。

芋蔵

2011-07-19 15:38:29 | 普通な人々<的>な
 昨日の早朝からなでしこJAPAN「W杯優勝」の余韻で、頭の芯が覚醒したまま、夕方からは池袋にある「芋蔵」という飲み屋さんでしこたま飲んできた。

 お店が閉店するということになり、それなら店を一時借りきり、そこでクラシックのコンサートを開こうということで、そのイベントというか飲み会というか、いずれにしても楽しそうな会に参加してきたのだ。主催者はうちの奥さんの昔からの知人で、現在はSEの会社経営者。
 
 会には演者も含め総勢14~5名が参加、飲みながら2度のコンサートタイムを挟んで6時間ほどは楽しんだだろうか。演奏タイムでは「芋蔵」のスタッフも一緒になって、演奏に聴き入った。

 クラシックとはいえ、飾り気のない、アルコールは入っているものの聴きごたえのある優れた演奏を聴くことができ、非常に爽やかでありながら濃密な音楽と共にある時間を過ごすことができた。

 弦楽四重奏(Vn、Vn、Vla、Vc)での演奏。最初はモーツァルト、ハイドン、ジブリメドレー、2ステージ目は酒が入りとろんとしていて記憶にあるのはドヴォルザーク、ディズニーメドレーなどなど。どれも素晴らしい演奏だった。

 さすがに20年近くも、音楽のプロフェッショナル教育を受けてきた皆さんの演奏は、こんな間近で、こんな環境(お酒飲みながら!)で聞かせてもらっていいのか? という優れもの。

 一曲ごとに丁寧な解説入りで、よりクラシックを楽しめた。こんな聴き方もありだなと、サロン的な新しい音楽鑑賞の環境に思いをめぐらせてしまった。

 クラシックの新しい楽しみ方という意味では、ラ・フォル・ジュルネは先進的だが、それよりもさらに先に行った楽しみ方かもしれない。

 とにかく無条件に楽しかった。

なでしこ!!!!!!!!!!!

2011-07-19 14:41:01 | 普通な人々<的>な
 一日遅れで感動を伝えます!

 昨日の早朝、眠気に耐えて3時まで起きていたのに、気づいたら5時を過ぎていました。
 慌ててテレビを付けると、0-0のスコア。

 寝起きで、その映像がリアルタイムの映像なのか、試合後のリプレイ映像なのかも判断できない頭でボーッとしたまま見ていると、アメリカに点が入り、なでしこがすぐに取り返す展開。それでもまだ、頭の芯は働いていない。
 延長に入ると、またアメリカが点を取り、後半になでしこが追いつく。おお! すげぇ! とは思ったが、それ以上には心動かず。
 そしてPK戦。

 この時にやっと、PKのための準備時間も時の流れとして当然画面に流れているわけで、映し出されている試合がリアルタイムのものだと納得できた。
 すると俄然頭の芯が冴えてきて、後半同点となる宮間選手のゴール前での華麗で技ありのゴールと、延長戦後半試合終了間近の、澤選手の同点となる2点目ゴールがどれほど価値あるものかがグワーッと高波のようなイメージで思い出され、なにか抑えきれない感情が迸り出てきた。
 そして、最後の最後にレッドカードで退場となった岩清水選手のワンプレーが、試合を決定づけたと思えて、「岩清水、ありがとう!」と心の中で叫んでしまった! あのプレーがなければ、確実にモーガンに勝ち越しの決勝点を入れられていただろう。

 オンタイムで見ていたときは、ボーッとした頭でそれほどの感動もなく見ていたくせに、なにやら歳をとってからの筋肉痛、疲労感のように、多少のタイムラグを伴って後からジワジワと来た!

 熊谷選手の一蹴でPK戦を制し、なでしこがW杯優勝と決まった瞬間は、正座しながら見ていたが、15cmほど浮かんだんじゃなかろうかというほど、感極まった。

 感動をありがとう、とか、諦めない尊さを教えてくれてありがとう、とか、さまざま彼女たちを讃える言葉はあるだろう。時の廻りもある。ボクは一言こう伝えたい。

 「世界一の女性たち!」

 他の誰もマネの出来ない「世界一の女性たち」に、相応しい祝福を!!