河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

私と歩行分析 12

2008-02-04 | 私と歩行分析
1年近くかけて保健科学研究科の教員全員の研究内容を無理矢理まとめ上げて、文部科学省私立大学学術研究高度化推進事業(オープン・リサーチ・センター整備事業)に応募する申請書を書き上げた。
この補助金は半額助成であり、予算の半分は法人から出してもらわなくてはならず、最終的には理事長の許可が必要である。
私は学長始め主だったメンバーと共に緊張しつつも理事長面談に臨んだ。
平成17年年末のことである。
これでだめだと言われればそれまでで、これまでの努力は全て無駄になる。
しかし、実際に理事長に面談すると意外にも好意的で、逆に是非頑張って下さいと励まされてしまった。
そうしていよいよ平成18年1月に文科省に申請書を提出したのであった。

あとは採択の返事を待つばかりと思っていたが、4月6日に不採択の連絡を受けたのであった。
かなりショックだったが、へこたれていても何の解決にもならず、とりあえず3次元動作解析装置などの大型研究機器だけでも、文科省の研究装置・設備を対象とした別補助金に申請することになった。
オープン・リサーチ・センター整備事業に再度挑戦しても採択される見込みがあるかどうか分からなかったからである。
その上で、改めて次年度の文部科学省私立大学学術研究高度化推進事業(オープン・リサーチ・センター整備事業)に応募する事にしたのである。

その結果、平成19年2月には3次元動作解析装置などの補助金の採択通知が届き、5月1日にオープン・リサーチ・センター整備事業の採択通知が届いた。

こうして念願の3次元動作解析システムの更新が平成19年3月に行われたのである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする