河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

私と歩行分析 13

2008-02-05 | 私と歩行分析
5.吉備国際大学現在(平成19年3月~)

1回目のオープン・リサーチ・センター整備事業補助金申請失敗を受けて我々が利用した補助金は私立大学・大学院等教育研究装置施設整備費補助というもので学術研究の振興、高等教育の高度化を推進するため、私立大学等の研究施設、大型の教育研究装置の整備費について文科省が補助するものである。
このうち研究装置についての補助金には下記のような縛りがある。

1個又は1組の価格が4,000万円以上のものであること。
ただし,設備を単に数個集めて4,000万円以上にしても1組とはみなさないので留意すること。

当該装置を設置する建物その他の施設に関し,新増改築工事,改修工事又は電気工事,ガス工事,給排水工事その他の付帯工事(以下「施設工事」という。)を必要とするものであること。

補助率は,装置の整備に要する経費の1/2以内とする。(保守料,消耗品費及びソフトウェアの整備に係る経費等は補助対象外。)

特に施設工事を必要とするものという制限があるので、オープン・リサーチ・センターを建築する時なら問題ないが、現在の3次元動作解析システムを更新する場合には何らかの工事が必要となった。
そこで、少し贅沢ではあるが、床反力計をそれまでの2枚のシステムから床工事を行って4枚に増やすことにした。

結局補助金は獲得できることになり、平成19年3月に下記のシステムが導入された。

MotionAnalysis社製MAC3D(カメラ8台)
Kistler床反力計4枚
ビデオカメラ3台
Noraxon無線式動作筋電計(16チャンネル)
コメント
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