河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

保健福祉研究所研究紀要

2008-02-06 | 研究・講演
遅ればせながら保健福祉研究所研究紀要に論文を投稿した。

Isokinetic Closed Kinetic Chain Exercise による膝リハビリテーション

河村顕治、加藤茂幸、加納良男、宮地 司、井上茂樹、松尾高行、阿部信寛、元田英一、鈴木康雄、グアン リー

共著者はこのテーマに関してこれまで多少なりともお世話になった先生や院生である。

本研究課題は平成19年度に採択されたオープンリサーチセンター整備事業「健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究プロジェクト2(臨床研究):健康増進と障害予防のためのバイオメカニクス」の中心課題に位置づけている。

この論文は少しでも新しい研究所を盛り上げようというささやかな努力である。

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私と歩行分析 14

2008-02-06 | 私と歩行分析
実際にMotionAnalysis社製MAC3Dシステムを導入してみて、アメリカに留学中の時使っていたシステムとそっくりだと言うことに気付いた。
以前アメリカでMotionAnalysisになじんでいたのでMAC3Dを入れたわけではないのである。

当初、機器選定を行う時に、当然真っ先にVICONを考えた。
一度エリートで懲りているので機器の選定は慎重にならざるを得ない。

判定のポイントは
1.性能
2.アフターケア
3.価格
この3点である。

性能についていろいろな人に意見を聞いて回った。
すると意外なことに、メカに詳しい工学系の人が口をそろえてVICONよりもMAC3Dの方が優れているという。
詳細に調べてみるとVICONのNEXSUSが登場する前の段階では確かにMAC3Dの方が優れているように思えた。

アフターケアについても評判を聞いて回った。
MAC3Dを扱っているNACさんは以前はVICONを扱っており、評判は良かった。

価格についてもMAC3Dの方が割引が大きかった。

結局詳細に検討した結果、MAC3Dの方が優れているという結論になったのだった。

VICONの名誉のために付け加えると、その後、VICONには新型が登場し、性能的には五分五分だと思う。
あるいはわずかにリードしているかもしれない。
しかし、VICONに先行された分、MAC3Dも次のバージョンアップではさらに進化すると思われる。

私にとってみれば、性能の多少の差よりは、実際にそれが使いこなせることの方がはるかに重要である。

パソコンでも世界中で全ての人がWindowsを使っても、自分のMacが不自由なく使えればそれでよい。

ちなみにMacユーザーだからMAC3Dにしたわけではない。
誤解されると困るがMAC3Dは現状ではWindows Xpで動くシステムである。
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