河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

科研費申請書修正+再々登録

2009-11-06 | 研究・講演
出張から帰ってきたばかりだが、科研担当の事務の方から科研費の書類に不備が見つかったので修正せよとのメールが入っていたので、疲れた体にむち打って、再度修正登録作業を4つ分行った。

主には最後の研究費の総額を書くところを抜かしていたので、それを直した。
昨年までは必要なかった記述である。
毎年、目を通しているのだが、微妙に変更されたところはどうしても気づかずにそのままになってしまう。

こういう時は、事務のチェックがありがたい。
提出の最終締切は10日なのでもうこれ以上は物理的に修正できそうにない。

あるいは月曜の夜にまたこの作業をやる羽目になるのだろうか。
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幸福のメール

2009-11-06 | 研究・講演
いきなり40分の英語での講演依頼が来たことはこのあいだ書いたが、今回の学会中に同じ井上先生から別のメールが届いた。
問題の学会は1週間後に迫っている。
学会から帰ったら、死にものぐるいで講演の準備をしなくてはと考えていたやさきだった。

メールの内容は簡単で、学会に思いのほか演題がたくさん申し込まれたので、講演を40分から20分にして欲しいと言うことであった。
最初から20分の英語講演と言われたらそれでも長すぎると驚いただろうが、いったん40分の講演を覚悟していただけに気持ちがずいぶん楽になった。
20分くらいなら何とかなるだろう。

幸福のメールであった。
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基礎学術集会2日目

2009-11-06 | 研究・講演
午前中にC.W.ニコルさんの記念講演があった。
医学の学会でなぜこのようなタレントを呼ぶのか意味が分からず、最初は無視しようかと思ったが、他に発表がなく、何の期待もせずに講演を聴き始めた。
最初は、壇上でテレビでよく聴いた語り口で自分の過去のことを話していた。
黒姫に住んで、森の貴重な木が伐採されていくのに反対していたが、反対運動は精神的に疲れるので、発想を変えて荒れた山を買い取って、自分たちで森を守り育てることにしたのだというあたりから、スライドの映写が始まった。

私は、全く期待もせずにただぼんやりと講演を聴いていただけなのだが、本気で引き込まれてしまった。
この森はアファンの森と名付けられているが、アファンの森とはもともとニコルさんのふるさとの荒れ果てた山で、最近になって住民が木を植えて生き返らせた森なのだそうだ。

詳しい内容は下記に出ている。

http://www.nikkei.co.jp/biod/columns/index.aspx?n=MMWEa3000022102009&cp=1

話を聞いて、なぜ今回の会長がニコルさんに講演を依頼したのかよく分かった。

ニコルさんの行っていることは癒しであって、我々の医療行為と根底では通じるものがあるからだ。

ニコルさん自身が、自分は医療技術はないが森を守り育てることで日本に貢献できていると語っていた。

貴重な話を聴けて本当に良かった。



その後、午後からのセッションで、岡大医学部後輩の高橋先生が共同研究の成果を発表した。

膝前十字靱帯再建術後早期のリハビリテーションの工夫
The improvement of the rehabilitation in early stage after the anterior cruciate ligament reconstruction

岡山済生会総合病院 整形外科
高橋 欣吾  林 正典  今谷 潤也  川上 幸雄
清水 弘毅  高田 逸朗  岡田 幸正  井上 円加
リハビリテーション科
藤井 俊宏
吉備国際大学 保健科学部・理学療法学科
河村 顕治
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科生体機能再生・再建学講座整形外科
尾崎 敏文
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