河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

第1回大学協議会

2010-06-24 | 大学
研究科長になって初めての大学協議会が行われた。
理事長が司会をされて、学長・副学長・学部長・研究科長が構成員である。
大学の規定の変更や重要な事項が決定される。

役職に就くと参加する会議と行事がものすごく増えて、指導するゼミ生や大学院生と実験する時間が反比例で減っていく。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

特許査定

2010-06-24 | 研究・講演
ある企業から2004年に出願して、いったん拒絶されながらも請求項を絞って再度提出したものが特許査定を受けて返ってきた。

例によってあの決まり文句である。

『この出願については、拒絶の理由を発見しないから、特許査定をします。』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

踵部皮膚壊死の湿潤療法5

2010-06-24 | 医学・医療
今日の記念式典の昼休みに、医学部仲間で集まって雑談をしていた時、今回の踵部皮膚壊死の湿潤療法の話になった。

国立がんセンターの川井先生は、
「そういうのはバキュームを使えば良かったんじゃないか。」
と言う。

岡大の阿部先生は、
「踵の傷は感染しやすいのに、その患者さんは運が良かったんじゃないですか。」

ちなみに川井先生の言うバキュームというのは陰圧閉鎖療法(vacuum assisted closure療法)のことであるらしい。
わかりやすい解説をネットで見つけた。

『川崎病院形成外科 褥瘡に対する陰圧閉鎖療法』
http://www.kawasaki-hp.jp/article/topics/keisei/okumoto001/

確かに治りにくい傷には良さそうだ。
ただ問題は吸引用の設備か器具を要すると言うことである。

しかし、さらにネットを検索すると安価な処置法が出ていた。

『褥瘡の局所治療-TIME 理論で考えるラップ療法と 陰圧閉鎖療法-』
http://www.ne.jp/asahi/kitano/iryou/images/pdf/brushupseminar.pdf
安価な注射器などで陰圧を加える方法で1回の処置が470円で3日に1回でよいので1日160円で良いのだそうだ。

これまでやったことはないのだが、機会があれば試してみたいと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ナカシマメディカル株式会社研究所竣工記念式典

2010-06-24 | 研究・講演
ナカシマメディカル株式会社が『先端イノベーション拠点』として建設中であったR&Dセンターが竣工し、記念式典が行われた。
岡大整形外科関係で尾崎教授、阿部先生の他にも国立がんセンターの川井 章先生と私もこの事業に名前を連ねており、式典に参加してきた。
当初考えていたよりも、研究設備は驚くほど整備されていて、他の来客ともども非常に驚いた。
特に金属造形の機械は、3次元CADデータから任意の形状の人工関節や多孔体をプリンターで印刷するように簡単に造形してしまうというもので、生まれて初めて見させてもらった。
日本にあるのは僅かに2台だけで、その2台がすべてこの研究所にあるとのことである。
プラスチックで造形する装置は知っていたが、まさか金属でそんなことができるとは知らなかった。
この機械を使うと表面が骨に親和性の高いメッシュ構造の人工関節を一体のものとして作れるのだそうだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする