河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

特別入試を震災被害現地で行う

2011-03-17 | 大学
入試が行われると、その都度理事長に報告を行うために本部でヒアリングが行われる。
先週末に大学院の入試があり、本日午後、ヒアリングが行われた。
今回は延岡の九州保健福祉大学ともテレビ会議システムで繋いで学部長・研究科長が全員そろった状態での会議であった。

ひとしきり報告が終わった後、理事長から今回の地震災害に対する報告があった。

それによると本学は震災被害を受けた学生に対して、現地で入試を行うとのことだった。
特待生扱いで授業料は全額免除とし、さらに住む家を高梁市が提供してくれるとのことであった。

高梁市はこれとは別に、地震で家を失った被災者のために市内で空き家になっている家を50個から100戸提供するとのことであった。

大学と自治体が連携して行う対策としてはこれはなかなかすばらしい取組ではないだろうか。
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学長通達

2011-03-17 | 大学
今朝の気温は高梁市で氷点下-1度であった。
車の窓はびっしりと凍り付いていた。
福島の避難所で死亡者が出たとの報道もある。
東北でこの寒さではあまりにも過酷だ。

本学の関連校である千葉科学大学も被災し、学長から正式に通達が出た。

本学も可能な限り支援を行っていくというものであるが、最後にこう締めくくられている。

甚大で悲惨な被害に対し、こころをいため、また不安に思つている方も多
いと思います。しかしながら、冷静に学業、日常業務を遂行してゆくこと
が、幸い被災しなかったものの義務と考えます。落ち着いて学業、日常業
務に精励してください。

今回の震災で改めて命のはかなさを思い知った。
しかしそうであるからこそ、人生は無駄にはできないとより強く感じた。

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