河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

先を見通す能力

2011-03-21 | Private
おおよそ、私の経験からすると、人間が不安に駆られる原因は先が見通せないことから来るように思う。
情報があり、それを解釈する能力があれば、たいていの不安は最小化する。
これ以上悪くなることはないと覚悟を決めれば前向きな気持ちも生まれてくる。

今回の大地震で不安なのは、津波被害の甚大さもさることながら、原発事故の先が読めないことから来ている。
テレビではコードの関係からだろうが、悲惨な映像は映らないし、政府の発表も今ひとつはっきりしない。

そんな中、ネットで大前研一氏の解説を見た。


地震発生から1週間 福島原発事故の現状と今後(大前研一ライブ579)


原発事故はいったん急場を凌いでも今後何年も冷却し続けなければならないことがよく分かるし、最悪の場合でもチェルノブイリのようなことにはならないと言うことがわかった。

なぜ、テレビでこういう情報をきちんと解説しないのだろうか。
今の日本の民度からすれば、パニックを起こすことなく冷静に事態を受け止めると思う。

今こそ政治家には正確な情報に基づいたきちんとしたリーダーシップを発揮して欲しい。
コメント
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