河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

シラバス登録

2016-08-10 | 大学
補助金申請にも目処が立ち、前期試験の成績入力も一段落したので次はシラバス登録である。

昔、私が大学教員になった頃はシラバスなどというものはなかった。

学生に講義計画を示さずに、適当に講義をしていればそれで良かったのである。

そうは言っても実習形式の講義の場合は助手の人に手伝ってもらっていたので、簡単な計画は立てていた。

最近は簡単な計画だけでは許されない。

文科省が求める指示に従って、詳細にシラバスを書く必要がある。

学生からは高い授業料を取り、文科省からは補助金も相当もらっているのだから、改めて考えてみるときちんとしたシラバスを提示するのは教員の義務と言える。

メニューのないレストランがあり得ないのと同じだ。

ところが、長年お手軽だった講義に慣れ親しんだ身にとっては、こうした規格で縛られるのにとても抵抗を感じる。

いざ、パソコンに向かってシラバスの修正を始めると、ちょっと記入しては休憩、ちょっと記入しては休憩といっこうに進まない。

これから大学教員になる人は、シラバスをきちんと書いて、それにきちんとしたがって講義をし、それに従って試験をして評価するというのが何の疑問もなくできるようになるのだろう。

しかし、私のように既に古株の教員になってしまった身にとっては、こうした新しいシステムはかなり窮屈だ。

ついついこうしてブログに愚痴を綴ってしまう。
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ミンミンゼミ

2016-08-10 | 大学
一昨日、ゼミ生に迫られて、高梁市内の焼き肉屋でゼミ会を行った。
少し飲み過ぎて、電車で帰宅したところ一駅乗り過ごしてしまい、大変な目に遭った。

昨日、二日酔で体調が悪い中、締切の迫った補助金申請の最後の打ち合わせと、前期試験の再試があった。

再試験会場はふだんなじみのない4号館で、午前と午後2回行った。

その再試験の間中、すぐ隣の山の木に止まったミンミンゼミが大きな声で鳴き続けていた。

西日本がクマゼミ、東日本がミンミンゼミのテリトリーということらしいが、最近、高梁の大学近辺ではクマゼミに混じってミンミンゼミの鳴き声が聞こえる。

再試の監督をしていても神経に障る鳴き声だが、再試を受けている学生にしてみたらもっと神経に障るのではないかと思った。



ばたばたと採点の入力をパソコンで行い、自宅に帰ったら疲れ果てて夕食を食べる食欲もなく、寝込んでしまった。

ぐっすりと寝たら今日は体調が回復したが、この時期は結構疲れることが多い。

明日は山の日で休日とのこと、ゆっくり骨休めをしたい。
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