河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

第2回FD研修会

2010-01-07 | 大学
午後、平成21年度第2回FD研修会が全教員を対象として行われた。
理事長の講演に引き続き、3名の教員から実践報告があった。

同じ学科の佐藤先生のお話は、非常におもしろかった。
佐藤先生は課外活動として合宿などを行って学生の情意教育を行っている。
明確な目標を持たずに何となく入学してくる学生が増えており、これから必要な取り組みだと思う。

子ども福祉学科の寺見先生は里山を活用した体験教育カリキュラムの実践について報告された。
残念ながら、ただたまたま裏にある里山を教育に使ってみたというような印象で、なぜ里山でなければならないのかというアピール力に欠ける発表だと思った。
それが里山でなくても裏にある田んぼでも良いのではないかと突っ込みたくなるのである。
CWニコルさんの里山を守り育てる講演には心底感動したが、そう言ったアピールのある発表が求められる。
この課題は今年もう少しで教育GPに採択されるところだったのだが、やはりアピール力に問題があったのだろうと感じた。

吉備国際大学の裏山は、整備すればきれいな里山として利用価値は大きいと私も思う。
ただ、残念ながら現状では美しくないのである。
しかし、ニコルさんは死にかけた里山を見事な森に生き返らせた。
我々もそんなことが大学の裏山でできたら本当にすばらしいのに。

佐藤先生のやっている情意教育も、この身近な裏山を利用すれば良いのかもしれない。
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もっと生活の質を上げたい

2010-01-07 | Private
元旦をすぎてだいぶ経つがこちらからは出していない方からの年賀状がぽろりぽろりと配達される。
その中に、昔研究会で知り合った東大工学部の若い先生からの年賀状があった。

自宅住所は横須賀で、週末は自宅近くでシーカヤックや山歩きを楽しんでいるとのことである。
自宅テラスから裏山を借景に奥様と二人で撮影した写真を小さく印刷してある。
今年は春から1年間ボストンのMIT(マサチューセッツ工科大学)へ客員研究員として赴くとある。
ボストンにはハーバード大学があり友人のGuoan Liがいるので何度か訪れたことがあるが、とても落ち着いた美しい町である。


この先生は優秀な研究者だが、研究ばかりでなく生活全般をフルにエンジョイされているようだ。
うらやましすぎる。

私は岡山に住んでいるのだからその気になればもっと自然に親しみ、ゆったりとした生活ができそうなものなのだが、全くゆとりがない。
金銭的なことではなくてとにかく時間貧乏なのである。
こんな生活をいつまで続けるのかと自分でもうんざりするが、毎日仕事ばかりで、気晴らしといえば読書くらいしかない。

学生にはQOLの講義をするのに、自分自身のQOLは最低である。
もういい歳だし、生活の質を向上させることを考えなくてはと切実に思った。

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