密かに「ピコ太郎さんの『PPAP』」のダンスをどこでやるわけでも無いのに
稽古している空蝉<うつせみ>現人です(^^;
さて、今回はピコ太郎さんの話しではなく、「障害者差別」のお話しです。
『「障害者なんか死んでしまえ」と施設脅迫した男逮捕』-岡山県警
こんな事件がありまして、「ここは一言、言わせてくれ!」と思い投稿したわけです。
ハイ。
しかし、世間の健常者は言います。「敏感になりすぎ」だと。
しかしながら、「あなた方だって、職場で蔑視されたらどう思いますか?」と。
町内会でもいい、「町内で『村八分』あったらどうしますか?」
差別というのは、goo辞書によりますと・・・
1 あるものと別のあるものとの間に認められる違い。
また、それに従って区別すること。「両者の―を明らかにする」
2 取り扱いに差をつけること。特に、他よりも不当に低く取り扱うこと。
「性別によって―しない」「人種―」と言うことだそうです。
今はアメリカ次期大統領が「D・トランプ氏」に決まり、
中南米からの移民・難民などは戦々恐々しておりますが、
選挙戦では、「アメリカとメキシコの間にバリケードを作ってその予算はメキシコに・・・」
と、馬鹿げたことを言ってましたが、
ハッキリ言ってそれが「アメリカ白人社会の本音」ですよ。
その「差別意識」を行動に表すか、言葉にするかの違いです。
「移民・難民によって、職が奪われている」と考えているからです。
ちなみに「ヘイトスピーチ」なんかも差別行為の一つですが、
公安が本気を出して、潰しに掛からないのは、
一種の「国民の根底に流れる差別意識のガス抜き」とでも考えているのかもしれません。
被差別の人達は宗教にすがりがちだが、宗教は「差別しない」というのは、
「幻影」で、被差別の民を利用していた過去がありますし、
佛教の方では、「過去帳」や墓石に彫る「法名」に被差別の方と解るようにしています。
まぁ、なんというか「差別する者は、後に被差別者になる」のです。
今、精神障害者の間では、『弱さの情報公開』といって、北海道は浦河町にある
障害者施設「べてるの家」が、東大の学者なんかも引っ張って、
様々なアプローチをしています。
そんなこんなで、「自分はこんな障害で苦しんでいる、つらい」ということを
まさしく情報公開し、どうすれば良い方向に向かうのか、
また同じ障害で悩んでいる人はどのように克服してきたのか?
そういったことを「研究」する『当事者研究』とよばれることを盛んにやっています。
私の職場(精神科病院)でも、ひとつのプログラムとして行っています。
私はその中でアシスタントというか、すでに就業している先達として発言しております。
これからも私は「いけないことは、いけない」と、
行動・言動として発して行きたいと思っています。
拝