「うつせみ和尚」のお説教

『うつせみ和尚の日記』二件の事故が元で『(複雑性)PTSD/鬱』になって
闘病、障害当事者として活動している者です。

うつせみ和尚のお説教 「『もし、死にたいと言われたら、どうしますか?』という学生からの問い」

2025年01月01日 13時24分01秒 | 「うつせみ和尚」のお説教
先日、知人が教師を勤める大学で話しをしてきました。精神保健福祉士を目指す学生たちの教室でした。久しぶりに自分の体験を語る場でした。(そのようなオーダーだったので)約60分話して、私の体験について質疑応答があって別の教師からも質問があったりして講義の時間を超過するほどでした。
その後、学生たちはその日の講義の感想を書く「コミュニケーションペーパー」を書いて教師に提出して教室を後にしていきました。教師からは「後でコミュニケーションペーパーをコピーした物を送りますね。」ということで12月28日に届きました。前もって「的外れなことも書いてあるので...」ということでした。
私の「自分語り」の中で、「火傷の治療の中で何度か死のうと思ったが、体も思うように動かすことの出来ない状態だったので、「死ぬことも出来ない」と死ぬこと止めて、それ以後治療に積極的になった」という内容を話しました。また、支援者として友人として、そのような場面に遭遇したことも話しました。その話を受けてある学生からの質問で「もし、死にたいと言われたら、どうしますか?」という質問がありました。その質問を見たとき「はっ」としました。自分の精神的な症状が非常に悪かったときは、日常的に「死にたい」と言っていたり、友人知人が自死を遂げた人も私のように「死にたい」日常的に言っている人も居ました。はて、「私がそのようなことを告白されたときにどうしていたかな?」と。そこで思い出したのが「とりあえず、今(または今日)は止めておきましょう。明日また二人で考えましょうね。」と言っていました。その言葉がどれだけ効果があったかわかりません。他の人がなにか言って止めたのかも知れないし、自分で思い返して止めたのかも知れません。原因がどうであれ、止めてくれたので結果オーライということです。
お前は所詮、口先だけだな。」と言われるかも知れない、自分でも時々そう思ったりします。でも、そのような場面では瞬時に考え込むことなく、答えなければならない。例え「~口先だけだな」と言われても緊急的なその場では乗り越えなければならない。そのような場面もいくつか経験してきました。もうこうなれば、心理学的な手法、技法よりも、その手前の話しだと思います。ですが、言われたときにその場を凌ぐときに、どのようなトレーニングや勉強をすれば良いのか私は知りません。というかあんの?

でも、学生からの率直な質問、感想は考える切っ掛けをくれました。











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