今、書いている段階で「パリパラリンピック」で日本選手が活躍していて頼もしい限りです。また、メダルに届かないまでも優れた技術やパワーには尊敬せずにはいられません。
で、パラオリンピックに限らず各スポーツ団体では「障害者大会」は行われています。パラスポーツは競技スポーツとしての意義はもちろん、活躍する障害者を見て障害者の世界を垣間見てもらったり、障害者の世界に興味を持ってもらうという大事な目的があると思います。パラオリンピック/各スポーツ障害者大会のほとんどは身体障害、軽・中度知的障害が主な対象で、その他の障害は出場規定には入っていません。もちろん、私のような精神障害も。とある競技団体に問い合わせたところ「出場選手が少ない」「エントリー選手が来ない場合がある」、その後に「今後、検討して参りたいと思います。」と言うお答えでした。「今後…」返事は来ておりません(笑)
私がよく言うのは「身体・知的障害は、障害者でも優等生」って言ってます。まっ、先駆者というか優遇されやすい対象ですよね。見た目や話せば「あぁ、障害者なんだな」と分かるので、その方のための優遇処置を実施するまでの時間は短い。見た目や普通に話していているような精神障害や高次脳機能障害、発達障害などは具合は悪くなるけど、あまり道ばたでバタリとは倒れない。自宅をのぞくとゴミ屋敷になっていたり、自立した生活が崩壊していたりするが、それは訪問するかしっかりと聞き取りをしないと、その一端が見えてこない。
なので、近年まで精神障害は「障害未満」扱いをされてきた。かといって精神障害者の団体から「パラオリンピック/各障害者大会に出場させろ!」という抗議運動はマスコミに取り上げられていないのか、そのような運動がそもそも起きていないのか?
追記:精神障害者対象のサッカーはあるみたいですよ。
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