来ましたねぇー、フロイトの季節が!(なに?)
ここでいう「ヒステリー」は、解離性障害のことですが、フロイトの特徴は「催眠療法」です。催眠をかけて話しかけて聞き出したりという試みです。
...とはいうものの、本書には催眠がかからなかったり、それまでに至らなかったり、というような「失敗」も書かれています。ヒステリー=解離性障害は、解離性同一性障害と違い別人格が出てくるのではなく、「自分を港としてちょっと離れたり、今の自分の環境と違う体験をする(様な感じがする)」ということで、解離性同一性障害(一般的に多重人格と言われるのの)とは違います。なんというか、嫌な思いがぶり返したり、そこから離れたいと思ったりという複雑な障害と言えるのではないかと思います。(その中には「離人症」も含まれるのかと思います)その延長線に「解離性同一性障害」もあるのかと思います。
全て口語で書かれていますが、最初は「こんなもんに手を出してどうすんの?」と思いつつ、通勤電車で読んでいました。もちろん、「今日は読めない」という日も。
大学図書館で借りたのですが、大学の夏季休暇もあって通常学外の者は2週間のところを1ヶ月借りれたのは大きい。なにせ「遅読家」ですので。
現代では否定されている部分も、また取り入れられている部分もあり「古典の名著」といったところでしょうかね?
今回は「フロイト全集2」なのですが、あとの全集は読むかな?
まっ、機会があれば(後ろ向き回答)。
最近、目の調子が悪くて(特に右眼)読書が難しいながらも眼科に行ったり、眼鏡を買い換えたり必死でございます。(右眼は深刻な異常ございません)
ん~、この本読まずに死ねるか!!
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