年末恒例といえば恒例、マンネリといえばマンネリになるのだが、本屋さんで昨日発売されたばかりの「山と渓谷 2024 新年特別号」を1430円(本体1300円)を購入してくる。
ちなみに昨年の新年特別号は1320円(本体1200円)であるから、御多分に漏れずヤマケイも8%以上の値上げに・・・とちょっと購買をためらったが、2024年版は「日本百名山と日本二百名山」が特集であり、恒例となっている付録の地図帳が二百名山分も追加されているということで、雑誌は輪ゴムで括られているが、外から見た感じ前のものより分厚いので「この地図帳だけでも買う価値はあるかな」という気になりレジに向かった。
案の定、家に帰って中身を点検したところ、付録の「日本百名山・二百名山地図帳2024」は192pと昨年の「日本百名山地図帳2023」の128p、2年前の「日本百名山ルートマップ」の120pより大幅にページが増えている。中身は前のものと同様、モノクロの山岳地図に赤線でルートと標準コースタイムが表示されたもので、ルート情報が最新なものに更新されていることを考えれば、十分に価値の高い地図帳となっている。「この地図帳だけで1200円程度の価値がある内容ではないか、買ってよかったな。」と自分に納得させる。
もう、この年で全国を巡って、あと60座ばかり残っている二百名山を踏破しようなんて気はないし、体力も残っていないのだが、この地図帳を手元に置いておくだけで、全国の主要山岳地図ががすぐに検索閲覧できるので便利だ。
NHKなどで毎日のように放送されている「にっぽん百名山」や田中陽希さんのグレートトラバースの録画を見ながら、どこを歩いているのかこの地図帳などを開いて眼を追うと、なんだかオイラも歩いているような感覚になるし、地図を眺めているだけで「空想登山」にすぐにでも出かけらるので、こういった地図帳は座右の書となってくれており、二百名山まで加わるとさらに役立ちそうだ。
まあ、そうは言いながら「日本二百名山」、オイラの未踏の山で、深田さんの随筆によって魅かれた山々の何座かには、健康寿命の範囲に生きている間登りたいな、といういくばくの未練は残っている。
北海道は、
石狩岳
カムイエクウチカウシ山
暑寒別岳
を狙っていたのだが…エゾヒグマが怖いので大方あきらめた。
北関東・上信越とアルプスにはまだ未練の山々がキラキラ輝いている。
守門岳
荒沢岳
中ノ岳
荒船山
御座山
毛勝岳
赤牛岳
上河内岳
櫛形山
などだが、どうだろう。この地図帳を眼でなぞっているうちに、その気になったら「空想登山」などではなく、具体的な「登山計画」を描けるのだろうか。
山の便利帳も読んでいるだけでたのしいが、山小屋やテント場の料金大幅増にため息
左から付録の2021年、2023年、2024年版地図帳がおそろい
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