かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

鳴子温泉まで

2024-09-04 09:17:09 | 日記
すこし涼しくなってお湯の恋しい季節が近づいてきた
陸羽東線湯けむりラインのどこかの湯に浸かろうと、出かけたら、鳴子温泉から先の新庄駅までの路線が不通となつていた。7月末の豪雨により土砂崩れがあったとのこと。
もう近年は、日本全国、津々浦々、毎日のように、あちこち災害が起きてその都度どこそこの電車が止まっているなんてニュースが流れており、もう7月末の豪雨なんて記憶の地層に埋もれてしまっていた。湯けむりラインが「鳴子温泉行き」となっていて、事の次第を知ったのは、恥ずかしながら陸羽東線の
気動車に乗ってからであつた。
湯けむりラインは、まだ回復の見込みが立っていないとのことで、お気に入りの中山平温泉にも当面行けない様子だ。最近の「国鉄」は、不採算路線の復旧工事を損得で考える傾向にあり、陸羽東線鳴子新庄間も、廃線危機の「米坂線」のようにならんか心配ではある。
そんなことで、昨日は鳴子温泉のお湯で午後を過ごすことになったのだが、平日とはいえ温泉街は閑散としていて、温泉街を歩いているのは、このオイラとどう見ても地元の関係者だけというありさま。お気に入りの湯宿の湯に小一時間ばかりに浸かってみたが湯客はこのオイラばかりと、鉄道の廃れも気になるところだが、名湯の誉れ高い鳴子温泉の閑散も気になるところ。ましてや、鉄道の音の絶えた、その先の温泉地に果たして「明日」があるのか、おおいに心配ではある。(いつも日帰りで、お金を落とさないオイラが言う立場ではないか?)



湯は閑か


客車も閑か


稲熟れて

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