文化財報告～番所

　今日は（求磨郷土研究会）の４月例会巡検があったので文化財保護委員さんと参加してきました。万江地区奥の（水無番所跡）（山口番所跡）と（肥後峠）に行ってきました。３か所とも相良藩時代の（殿さん道）に関係ある処です。（番所）とは簡素なる関所のことです。ここは大通りではなく抜け道的な通りでした。したがって小規模な関所といったところだったと思われます。

　　　
　　　　　　　　　　水無番所跡

　２か所ともはじめて行ってみました。山江村では何の指定もしてありません。山口番所跡にはすぐ近くに民家があって訊ねましたが、その方たちもよく知っておられませんでした。早く指定等をして多くの方に知ってもらう手だてを講じなければと思いました。
　それから林道（作業童）をずいぶんと走って肥後峠にたどり着きました。研究会の人が新しい看板をつくって立て替えられました。すぐ近くでちょっと早めの昼食にしました。肥後峠の標高が８０４ｍ、肌寒く感じました。見渡してみるとすぐ下には高速道路が見えました。天気がいいと八代海まで見えるそうです。今日はかすかに八代市街は見ることができました。

　　

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　殿さん道です、まだ通れます。

　今日の天気（＆）