日本人はシリーズものには弱いのではないかと思うことがあります。土曜日に「司馬遼太郎の戦国~明智光秀の時代」を買ってきました。司馬さんが亡くなって25年ほど経っているのにいまだにこのシリーズ本が出てくるのです。いまの若い人は買い求めないのでしょうが私ら団塊の世代が生きている間は売れるシリーズ本かもしれません。
この本の巻末のコーナーを見ると、この司馬遼太郎シリーズは(司馬遼太郎と昭和)(司馬遼太郎と明治 坂の上の雲時代)(司馬遼太郎と明治 西郷、大久保の時代)(司馬陽太郎と宗教)に続くものです。その前にも“司馬阿遼太郎の言葉”3巻、“司馬遼太郎の街道”4巻、“週刊司馬遼太郎”9巻とシリーズ物があったようです。たぶん全部買って読んでいるはずです。本棚のどっかにあるはずです。週刊朝日が編集している雑誌です。司馬さんの編集に携わった人たちが企画しているようです。亡くなってからもまだ引っ張ってこれる話題、内容があるから「さすが司馬さん」だと思います。このシリーズも司馬さんの小説の側面や裏面からみれるのが面白いです。そんな意味からもこの企画力には感心です。まだ読みはじめたばかりです。「・・の戦国~〇〇の時代」が次のシリーズものかなと思っています。また、買い求めるだろうなと思いながら、司馬ファンを引き込んでいる編集の人たちに脱帽です。
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