24日、「人吉城地下室遺構に迫る!シンポジューム」が行われました。masudaくんが仕掛け人です。求麻郷土研究会などの共催とはなりましたが。
人吉城地下室遺構とは、人吉城跡内に2か所の地下遺構が20年ほど前に発見されたのです。何のための施設なのか分からないままになっていました。ところが数年前に(スペインにあるミクヴェ)に似ているということを見つけられて、これは(ユダヤ教の穢れを清める儀礼用の水槽)ではないかという説が浮かび上がりました。
そこで、今回、山形大、東大の先生3名が来られての会でした。3名の先生はユダヤ教や宗教史の研究家です。午前中は、いまは閉館になっている地下室遺構(人吉城歴史館)見学でした。40名以上の方が集まられて見学でした。狭いので一度には入れずに7名ほどに分かれての見学でした。私もお手伝いしました。多くの人は遠くからの人でした。埼玉、京都、福岡などと参加されていました。
午後からカルチャーパレスでシンポジューム。3人の先生が話されて、その後に、質問を交えたフリートーク・・・3人の先生共に(ユダヤ教の関連施設)という結論は出されませんでした。
この地下遺構は何のために造られたのか、結論は出ないまま、謎は(つづく)でした。しかし、とても充実した一日でした。
今日の天気(➡)
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