むかしのものがこうやって無くなっていくという話です。無くならせてはいけないということを前提に語ってみます。しかし、ちょっと間違ったり手遅れすると無くなるかもしれないということです。
先日、電話が間接的にあったのです。相良村柳瀬、八ツ田薬師堂の近くの墓地のことです。7月の水害でお墓等が倒れているということでした。八ツ田薬師堂は水害前もその後も何度も行っていましたが200mほどしか離れていないのに、ここにはこれまで行ったこともありませんでした。八ツ田薬師堂は、元実相庵というお寺で明治のはじめ頃に廃寺になったということです。その近くにお坊さんのお墓等があったのを河川改修等の理由で移されたという記録は残っています。しかし、元の場所がどういう位置にあったのかは分かっていません。郷土研究会の調査記録を見ると、「六角塔婆」や「法身塔」などあまり見れないものもあるようです。
先日、行ってみました。倒れていたりしていました、水害前の状況が分からないのではっきり分かりませんでしたが、このまま放置しておくと草むらに埋もれて分からなくなると思いました。無縁墓地になっているので荒れ放題なのに、この水害で追い打ちをかけたということになりそうでした。誰かが何処かで手をかけなければ無くなると思います。墓地なので難しい問題もありますが、関係機関に話しかけて、どうにか立て直しだけでもしたいものだと思いました。
今日も一日中寒い一日でした、朝も-3℃くらいまで下がって起きるのがやっとでした。
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