言わなければよかったのに日記

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学力テスト公表のことについて

2017年08月30日 | 教育
 今朝のニュース・・・教員の働き方改革で「学校閉庁日」導入を提言(中教審特別部会)とありました。云わんこっちゃない、もう先生たちが来られないようにするしかないのです。今年は山江村ではお盆に「閉庁日」ができました。足並み揃わなかったのは残念ですが、何処かが切り拓いていかないといけないことかもしれません。ちょっと気になることは「働き方改革」をすべきです、「働かない改革」ではないのです。働かざる者食うべからず!なのですからして。

 さて、学力テスト公表のことについてです。いちばんアタマが痛かったのは管理職の先生でしたね。たいへんです。ご苦労さまです。
 でも、むかしはもっとたいへんだったという話題を。
 最近、調べごとで郡市内の市町村誌をみています。『球磨村誌』中巻に「学力比較試験 大正5年」の記事がありました。「大正5年、球磨郡内42の全部の小学校を対象に学力比較試験を行い、その結果を大正5年3月23日の九州日日新聞に公表しています。」というのが書かれてありました・・・対象学年や教科は書かれてありませんが、学校“比較”試験なのです。
 
 もうちょうど101年前のことなので時効になっているはずで再度公表してみます。順位を付けての公表なのです、さすが、考慮されて球磨村誌には21位までしか記載されていません。
 1位 湯前小学校 認定成績(甲)
 2位 高音小学校  (甲)  ・・・ 旧神瀬小学校のこと、廃校され→一勝地小学校 
 3位 高沢小学校  (乙 上) ・・・ 廃校され→一勝地小学校
 4位 尾崎小学校  (乙 上) ・・・ 廃校され→山田小学校
 5位 松谷小学校  (乙 上) ・・・ 廃校され→一勝地小学校
 山江村内では、城内小学校(乙 7位)、山田小学校(乙 11位)、屋形小学校(乙 17位)
でした。
 ちなみに高等科の分も公表されていて
 1位 山田小学校(甲 上)
 2位 湯前小学校(甲 上)
 3位 四浦小学校(甲 上) ・・・現在の相良北小学校
 
 100年経っても、学校成績はそう変わっていないのではないでしょうか

 今の時代にそぐわない公表の仕方だとは思いますが、じつは100年前も比較して子どもの学力をみていたこともあったのです。今に始まったことではないということです。
 今は、一人一人の子どもの学力をどう保証するかという視点で学力調査が行われています。ある程度の競争心も、やる気と本気を引き出すためには必要かもしれません。いい意味で競争させることも大切なのでしょう。
 昨日、公表されたことをもとに2学期の学習活動が勢いづくことを期待しています。何かを変えようとしなければ何にも変わりません。ぜひ、波風をたたせてください。

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