ソフトバンク 痛い「内川不在」
他チーム選手の不幸を喜んではいけないのですが、日ハムファンにとっては
岡大海が負傷欠場中なので「朗報」「追い風」 とも言えますね。
と、喜んではいけないのですが
日ハム新球場構想 札幌市、実現に懐疑的 ドーム残留に期待
先日北海道新聞に上記の記事が出ていました。
市長の秋元さんは「札幌ドームをこれまでと同様、使っていただきたい。まちづくりをどのようにファイターズと一緒にやっていけば良いのかしっかり考えたい」
8日の記者会見でこのように語っていますが、札幌ドームを所有する札幌市としては、当然にそう語るしかないでしょう。
ドームから日ハムが撤退をしたなら、コンサドーレとイベントだけでは赤字累積は間違いがないわけですから。
当初は日ハムの見解にも理解を示していた市側や経済界も、190万都市の札幌に札幌ドームと日ハム所有の新球場を持った場合、「果たしてやっていけるのか?」という疑問が出るのは分かり切ったことです。
まして札幌市運営の地下鉄東豊線は札幌ドームがあっての地下鉄なのですから、普段はガラガラ状態が一層拍車をかけたなら、トータル的には莫大な赤字が発生をするはずですから、現状ではドームありきで福住駅終点の意味もなくなるわけです。
一方、日ハムの新球場移転案は、様々な波紋を広げていて札幌市近隣の北広島市や手稲区の稲積公園に誘致をしたいという話もあります。
また地下鉄南北線の真駒内公園や北海道大学構内などへの話もありますが、交通アクセスとファイターズタウンへの立地条件からいうなら、「あちらを立てればこちらが立たず」で
混迷をするのは間違いないでしょう。
札幌市はその辺りを読んで「実現に懐疑的」との道新が見出しを打ったのでしょうが、日ハム側はドーム撤退を撤回するには、賃貸料問題と球場の改修問題が解決をしないと、机上の話し合いには乗らないのではないでしょうか。
これには、当然にサッカー球場として利用をしているコンサドーレも絡む問題ですから、問題解決はかなり紆余曲折をするに違いありません。
なお、札幌ドームなみの建設物のみであれば、共進会場跡地も一案かも知れません。
東豊線の乗車率は落ちず徒歩でもさほど遠くもなく、地下鉄駅直結の地下通路を作り、ドームに隣接をしたホテル建設も不可能ではないでしょう。
私的にはこの方が良いとは思いますが、果たしてどのような決着を見せるのでしょうか。