髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

日ハム 一日天下で首位転落もレアードの満塁打で逆転勝利

2016-08-28 05:22:14 | 北海道日本ハムファイターズ


8月27日【Game117/72-44-1】
埼玉西武ライオンズ 4-7 北海道日本ハムファイターズ
【勝】高梨(8-2-0)【S】マーティン(2-0-21)【負】高橋光(4-11-0)
【本塁打】レアード(30)、大谷(20)、中田(18)

1回表の2死満塁で三振をしたレアードも、同じ轍は踏まなかったのは、さすがに

スシ・ボーイの本領発揮です

先発投手の高梨と高橋(光)はいずれもコントロールが定まらず、不安定な立ちあが

りでしたが、回を追っても何ともピリッとしない投球が続きます。

日ハムは2回に陽岱鋼のライト前ヒットで先制したので、今日は連打が売り物の岱鋼

の日かと思ってはいたのですが、その裏には1-1の同点とされ、3回裏には浅村の

2塁打と中村の犠飛で3失点を失うという悪い流れになってしまいました。


頭をよぎったのは昨夜の大敗でした。

Wエースの有原の乱調で「一日天下に終わった」昨日の口惜しい思いが、「今日もか」

という疑念が湧いてしまったのは、大谷のスタメンが回避されたからかも知れません。

今の日ハムにとって大谷が居なければ、戦力ダウンはかなりのものになります。

一日天下とはいえ11.5ゲーム差をひっくり返したのは、投手陣の安定と大谷の猛打が

あってのことです。

〈大谷の欠場で歯車が狂った日ハムは、西武菊地に翻弄されて・・〉




しかし、ふらついていた高梨投手もなんとか4回は切り抜けますが、西武の誤算は

リードしているのにも関わらず、安定感の戻らない高橋投手の出来だったでしょう。

5回表近藤クンのラッキーな投手急襲安打にはじまり、中田翔がレフト前に運ぶと

賢介が打った打球はゲッツーにはおあつらえ向きの1塁ゴロ。

あぁ、この回も駄目かと思って地団太を踏んだその時に、この試合を決めてしまう

エラーをショートの呉選手がやってしまいました。

打ち取ったと思った高橋(光)には、痛い痛いエラーです。

きっと投球数も100球越えで体力も限界のルーキーに対して、無死満塁で打席に立った

のが初回に満塁のチャンスを逃がしていたレアードですから、かなりのプレッシャー

が彼を襲っていたと思います。

エラー絡みの時には、ほとんどが得点につながりますが、例にもれず満塁にはとても

強さを発揮するレアードは、期待に背かず打った瞬間にそれと分かる満塁アーチを

レフトに運びました。



この日30号HRを満塁打で飾ったレアードのコメントは

「久々に最高の感触だったね。2ボールだったから、真っすぐ一本で待ってたよ。

ここ最近チャンスを潰していたから、嫌な雰囲気のなか一本打てたのは大きい」

とのことです。

しかし、逆転をした5回以降は相手投手にピタリと抑えられ5-4で息の抜けない

重苦しい雰囲気が球場を覆います。

1点のリードはあってないようなもの。きっと西武打線もそのように思っていたで

しょう。



その思いを打ち砕いたのは、やっぱり頼りになる男NO.1の大谷翔平でした。

病気休養で昨日は宿舎で休養をとったスーパー・スターは、9回表近藤クンの代打と

してこの回からマウンドに立った道産子投手の武隈から、打った瞬間にHRと分かる

衝撃弾をセンターバックスクリーンに運びます。

やっぱり大谷は、現実離れをしたスーパー・スターと言って良いでしょう。

〈病み上がりで顔色も悪かった大谷が20号HR〉


この日はレアードが区切りの30号、大谷が20号。

そして大谷に続き4番中田翔も、気落ちをした左腕武隈投手から18号アーチをレフト

に運びました。


凄いですね~

今季はこの3人で68本もホームランを打っているのですから。

終わってみれば7-3の夢をつなぐ勝利でしたが、終盤を迎えて打線好調の西武との

試合は今日を含めて残り3試合です。

一方、西武VSソフトバンクは、残りが8試合も待っています。

これは西武が首位攻防の大きな「鍵」となるでしょうね。

今日も西武に勝ったなら首位奪還が見えて来ると思います。