アツ;クロマツ(マツ科)。花言あしても過言でもなかろう。自生地いがいでも植栽の場合はかなり内陸部までよく育っている。古くから海岸線の砂防林、防風林、魚付林などのマツ林として植栽されたので、潮風の当たるところではなおさらのことよく育っているわけである。また内陸部でもマツ並木などの形態もクロマツが多く、日本固有の風景美とされている。島根県の出雲平野の築地松または壁松といわれているクロマツ林の囲いは郷土しょく豊かな異色風景である。岩手県陸前高田市にある華蔵寺の宝珠マツ、静岡県浜北市にある庄園マツ、島根県益田市にある高津連理のマツ、広島県福山市法宣寺の緩木神社の天蓋マツ、山口県平生町にある佐賀の夫婦マツ、同県柳井市の上人マツ、大分県竹田市の緩木神社のマツ、はそれぞれ老木、、巨木としての天然記念物であり、愛知県豊川市にある御油のマツ並木、兵庫県淡路島にある淡路国道のマツ並木はともに並木として、また鳥取県泊村にある宇谷の連理根上がりマツ、徳島県鳴門市の鳴門根上マツ、はそれぞれ根上マツとして指定されている。特に松原などにあるあるものは、強い潮風に幹が斜めになったり、枝が広がったり垂れたりしてそのためかえって木ぶり枝ぶりがま曲がりくねり、特殊の姿をしていることが多い。この特殊の形がかえって当たり前のように思うわれる。白砂青松の姿が面白いのあこのためである。黒松の寿命はさほど長命ではなく、すう百年というところか。常緑で木振りがよく、松竹梅という三幅対でおめ出たい植物に数えられている。昨晩は各地の年越し行事をみ見て除夜の鐘を聞いてとこにつく。3月18日は満85歳になる。90歳を目指して精進しよう。」年の初めの誓いである。