カニサボテン;シャコバサボテン(カニサボテン科)花言葉は、恋の年頃。クリスマスのころ、美しい赤い花を開く。クリスマス.カクタスと呼ばれている。この草花は俗にシャコバサボテンとよばれているが、正しくはシャコサボテンとというべきである。なぜならば、この植物には葉はついていないからである。葉のように見えるのは茎で、植物体は数多くの茎の節片からできている。したがつてシャコバというのはおかしい。シャコサボテンの名の由来は、このサボテンの茎の節片ごとに対になった刺状突起があるので、これを蝦蛄に見立阿多のである。学名をチゴカクトス.トゥルンカートスというが、この属名はチゴスとカクタスの組み合わさったもので、”対をなす”といういみである。このサボテンの茎の節片ごとに対になった刺状突起があるので、蝦蛄に見立てたものである。学名をチゴカクトス.トゥルンカートスというが、この属名はチゴスとカクタスの組み合さったもので”対をなすサボテン”という意味である。節片ごとに対をなす突起があることを示している。種名のトゥルンカートスは”やや切形の”という意味で、各節片が切断されたように角ばっていることによる。シャコサボテンは、クリスマスのころ開花するが、花色は赤、朱赤色、ピンクなどである。このシャコサボテンによく似たものにカニサボテンがある。カニサボテンは3月末のイ―スターのころ開花するのでイースタ―.カクタスと呼ばれている。カニサボテンという名の由来は、そのカニ料理のガザミに似ていることによる。これをカニサボテンという。カニサボテンの花色は、赤.ピンク.白などがある。ブラジル原産で、学名をシュルムべルゲラ.ルッセリアスムという。属名は、ドイツの園芸家シュルンべルガーの名にちなんだもので、種名もラッセルという採集家の名にもとずく。この花の句は詠まれていない。蟹違いだが正月前後に蟹料理は欠かすことが出来ない蟹に関する句「この崖にわが彳つかぎり蟹ひそむ 山口誓子」「蟹の来るところに斧を置く厨 山口誓子」がある。