ヒトリシズカ;吉野静;まゆはき草(センリョウ科)花言葉は、隠された美。低山地い生えるセンリョウ科の多年草。春、赤紫色の若葉の間に白色の花をつける。高さ15~30㎝。葉は楕円形で輪生するように行くく。源義経が愛した静御前になぞらえてこの名がつけられた。同属に二人静があり、一人静が通常一本の穂状を出すのに対して二人静は普通二本で、白い細かな花を開くことから二人静と名付けられた。「道暮るる一人静も去りしごと 井沢正江」「花了へてひとしほ一人静かな 後藤比奈夫」「一人静踏まねば行けぬ竹の奥 鳥谷征良」「沈む日にまゆはき草の独り言 吉本みよ子」「「群れ咲いて二人静といふは嘘 高木晴子」「二人静に跔みて高野詣 村越化石」「きみが名か一人静といひにけり 室生犀星」「草籠に一人静も刈られたる 水原秋櫻子」「(一人静二人静も摘む気なし 杉田久女」「人にそう呼ばれて一人静なり 橋 聞石」「一人静むらがりてなほ淋しけれ 加藤三七子」「滝の道一人静は花終へし 大芝湘南星」「一人静樵夫の道も耐えにけり 谷 迪子」 (吉野静並びて兄弟姉妹かな ケイスケ)
今朝ブログを細字で書いて、いま20時に確認したら太字になつています。細字希望ですので、なんで自動的に太字に変換されるのでしょうか?直し方を教えてください。常時細字を希望します。お願いです。誕生日の花(ケイスケより)
叡山菫(スミレ属)花言葉は、茶目気。スミレ科の多年草で、山野に自生し、その種類80種に及ぶ。花の色は、紫、白、紫の絞りなど。花の形が大工道具の「墨入れ」に似ているので、名はそこからきたという。根元から長い葉、あるいはハート形のはを出し、葉の間から10㎝位の花茎を出し、あおれぞれうつむきがちの可憐な花を一つつける。昔は血圧を下げるための食用になつていたという。現在は観賞用に外国の種の香菫(バイオレツト)やも早春の庭先を飾る。「小諸なる古城に摘て濃菫 久米正男」「すみれ踏みしなやかに行く牛の足 秋元不死男」「菫束ね寄りあひ易き花にして 中村草田男」「菫濃き岨にし隠れ切支丹下村ひろし」「すみれ束解くや光陰こぼれ落つ 鍵和田柚子」「黒土にまぎるるばかり菫濃し 山口誓子」「空林に日のかくれなし咲く菫 秋元草日居」「かたまつて薄き光の菫かな 渡辺水巴」「山深みすれは水の色なせり 川本臥風」「小諸なる古城に摘みて濃き菫 久米三行」。かって茅野の山を巡っていた時に小諸峠に出て小諸川の風景を堪能した中年の楽しい時代であつた。(菫花峠の山は遠くなり ケイスケ)