熊本地震610回。最大震度6強を記録した16日未明の地震から、生存率が下がる「災害発生から72時間」を経過した。18日夜の最大震度5強の余震で中断していた南阿蘇村の操作活動は、19日午前7時頃に再開。約一時間後に河陽地区で女性1人が見つかり、そのご死亡が確認された。県や村によると、安否不明者の内訳は、河陽地区の別荘まどで6人長野地区の「ログ山荘火の鳥」近くで1人。エコノミー症候群で病院に運ばれる人が増えている。気象庁によると14日以降19日正午現在、計610回に上った。うち震度7が1回、6強が3回、5強が2回、5弱が6回観測されている。気象庁の地震津波監視課長は、「今後の活動や降雨の状況に注意してほしい」と呼びかけている。(読売新聞19日夕刊より)
矢車草(キク科)花言葉は、教育。キク科の一.二年草の花。4~7月に、痩せた長い枝先に頭状花を開く。色は紫.赤,白.桃など多様で、形が矢車に似ている。地中海沿岸から小アジア原産。日本へは明治時代に渡来。切り花や花壇用として栽培されている。草丈30~100㎝。よく分枝した茎の先端に径4~5㎝のと頭花をつける。辺花のひとつひとつをよく見ると花弁の先端が不規則に裂けて鯉幟の先端に飾る矢車に似ているので「矢車草」と呼ばれるが、正確には「矢車菊」。日本の山間には別種の{矢車草が自生する。ユキノシタ科の多年草で、葉は矢車の形。ヨーロッパのどこの小庭にも見かけられる庶民的な雰囲気のある花であるふわとしたやさしさが句にも反映している。茎は細く風に揺れるさまに趣きがある。正しくは矢車菊のことで、矢車草は別に山中に自生するユキノシタ科の植物がある。「茎弱き矢車草も混じりをり 波多野爽波」「驟雨来て矢車草のみなかしぐ 皆川盤水」「矢車草教会で逢う恋いまも 宮脇白夜」「久女の墓低し矢車草よりも 二宮貢作」「供華に挿す矢車草の一つかみ 綾部仁喜」「遠ちを視る母の眸なある矢車草 山崎久美江」「矢車草ぐつたり咲ていくさあと 遠藤信子」。(青空にいどむ矢車草の白映える ケイスケ)