山吹;濃山吹;八重山;白山吹(バラ科)花言葉は、気品;待ちかねる。バラ科の高さ1m余りの落葉低木。北海街道から九州に至る全国の谷川に沿った湿気の多い所に自生する。鑑賞用に庭園にも植えられる。4,5月ごろに目の覚めるような鮮黄色の五弁の花を小枝の先に開く。古くから切り花に用いられ、太田道灌の物語で有名だが、あれは八重咲きで、一重のものは実をつける。「白山吹」は属を異にするもので、山吹は葉が互生だが、白山吹は対生であり、花弁も4枚である。「ほろほろと山吹散るが滝の音 松尾芭蕉」「山吹や暮れゆく水のとどまらず 渡辺水巴」「山吹や根雪の上の飛騨の径 柳田普羅」「山吹の咲き後れたる一枝濃し 伊藤月草」「山吹の茎にみなぎり來し青さ 細見綾子」「山吹やひとへ瞼の木曽女 橋本鶏二」「山吹やこの世にありて男の身 藤田湘子」。(白山吹揺れやみしかば黄ばみけり ケイスケ)
訂正。先日4月16日姉の一周忌の日に『山吹草』のところ、山吹を記載した。これは愚性の勘違いで、『山吹草』は(ケシ科)の花で、:草山吹;のことである。本州の山地の明るい林に生えるケシ科の二年草;花言葉は、すがすがしい明るさ。長柄の羽状複葉で卵形。葉腋に大きな鮮黄色の山吹に似た「四弁花」をつける。
『藪中や日の斑とゆらぐ山吹草 金尾梅の門』『蒔小屋へ雪崩咲きたる山吹草 勝俣一透』。(山吹草になんたる申訳なきこと;愚性恥ずかしい放れ伏しぬ ケイスケ)
訂正。先日4月16日姉の一周忌の日に『山吹草』のところ、山吹を記載した。これは愚性の勘違いで、『山吹草』は(ケシ科)の花で、:草山吹;のことである。本州の山地の明るい林に生えるケシ科の二年草;花言葉は、すがすがしい明るさ。長柄の羽状複葉で卵形。葉腋に大きな鮮黄色の山吹に似た「四弁花」をつける。
『藪中や日の斑とゆらぐ山吹草 金尾梅の門』『蒔小屋へ雪崩咲きたる山吹草 勝俣一透』。(山吹草になんたる申訳なきこと;愚性恥ずかしい放れ伏しぬ ケイスケ)