誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

都忘れ

2016-04-11 06:51:17 | 誕生日の花ケイスケ日記
都忘れ(キク科)花言葉は、忘れ得ぬ人。承久の乱(1221年)で都を追われた順徳院は佐渡えと流されました。以前の風雅な暮らしがなつかしく、院は都恋しさにうつうつとしていました。ある日美しい花をみつけ、これをながめて心をなぐさめ、都への思いを裁ち切ったとか。この伝説から「都忘れ」という名がつけられました。紫色のつつましい花がこれまで一般的でしたが、最近は改良されてピンクや白、赤などの花も見かけられます。深山嫁菜の栽培品種で鑑賞として花壇に植えられたリ、切り花にされたりしました。晩春から初夏にかけて濃紅.紺.桃.白などの鮮やかな花を開く。「紫の厚きを都忘れとて 後藤夜半」「都忘れみかど遠流の御所の跡 岡部六弥太」「都はや人恋ふ都忘れかな 倉田紘文」。(トロ箱に都忘れの苗育つ ケイスケ)。