セせンダン;楝の花;花楝;(センダン科)花言葉は、意見の相違。落葉高木の花。楝は栴檀の別名。5~6月ごろ白また淡紫色の小花を円錐花序に開く。5~6月ごろ白または淡紫色の小花を四錐花序に開く。暖地の海岸近くに自生する。枝は太く形方に広がる。{栴檀は双葉双葉よりも芳し}の栴檀は棟ではなく白檀のこと。「どんみりと樗や雨所花曇り 芭 蕉」「玉櫛の道の月夜や花あふち 来 山」「むら雨や見遠かけて遠き花檀 白 雄」「楝咲き 空は深さをうしなへぬ 福永耕二」「吉野川青き流れの花樗 細見綾子」「ひろがりて雲もむらさき花樗 古賀まり子」「栴檀のあり余りある花こぼささざる 鷹羽狩行」。(男らの無口に栴檀の花ざかり ケイスケ)。
對馬良徹氏死去606号室に入居しておられた對馬良徹氏は野村病院に入院されて、約7日くらいで、昨日逝去されたとの悲報を聞く。生前の對馬氏は、いろいろとお世話頂き、吾部屋の整理整頓などをしてくださいました。對馬氏と私のなりそめは、5~6年前、杏林大学病院に入院されており、平癒退院の際、退院費用約、35万円が必要のため、病室まで持参してくださいとの電話あり、小生が持参したとき以来、親しくなり、交際が始まるきつかけとなつたのです。今回は野村病院に入院されて、7日くらいで、逝去されました。お見舞いに行くべく思案中に先立たれました。人の命のはかなさを感じました。(悲報は元管理員の北島さんが先ほど知らせてくれたものです。北海道から、お兄さん夫婦が遺体引き取りに見えたとのこと。北島さんからの報告です。彼は生涯独身でした。鉄道弘済会勤務で、義足の製作が主な職務でした。
マイルズル草(ユリ科)ユリ科の多年草。深山など、冷涼地の針葉樹林などに生える。地下茎は長く横に這い、群落を作る。葉は心臓形で光沢がある。5~7月、高さ8~15㎝のか花茎を伸ばし、白色の花を多数,穂状につける。花被片は4個で平らに開き、先は反り返る。特有の葉形は葉脈が目立ち、鶴が舞う姿を連想させるので、「舞鶴草」の名がある。「舞鶴草風待ちかねて揺れはじむ 河野南畦」「舞鶴草淋しき時は群れて咲く 有馬朗人」「踝に山の夕風舞鶴草 加藤耕子」。(目が曇るほ雨降りて今朝の舞鶴草は濡れにけり ケイスケ)。今朝は朝から雨。入梅か?。関東地方東部の河川は水不足で、節水の指示が出されそうな具合であつた。入梅は太陽の黄径が80度に達したときをいい、新暦6月11日頃にあたる。しかし実際はこの日から梅雨が始まるわけではなく、各地の平年値を見ても6月初旬唐中旬にかけて梅雨に入ることが多い。今年は2日後れであるが、暫く雨が続け良好であろう。「入梅や蟹かけ歩く大座敷 一 茶」「鱒の子に雨の輪ひらく梅雨かな 石田いずみ」「枕木を叩くつるはし梅雨に入る 細見綾子」「「水郷に水の暗さも梅雨に入る 細見綾子」「水郷の水の暗さも梅雨に入る 井沢正江」「童謡かなしき梅雨となりにけり 相馬遷子」。(梅雨寒や背中合わせの吾の椅子 ケイスケ)。
ヤマボウシ(ミズキ科)花言葉は、友情。ミズキ科の落葉低木。のアメリカ山法師(アメリカ花水木)の花、四月末、葉羽の出る前にたくさんの花をつける。白と紅があり、四枚の花びらの先に切り込みがあるのが特徴。街路樹や雑木林に自生する雑木林水に自生する水木とはは別種。「一っづつ🐽の夜明けの花みずき 加藤楸邨」「くれなゐの影淡くゆれ花水木 小島花枝」「花水木咲き新しき街生まれる 小宮和子」。(行き過ぎて花水木の花匂いけり ケイスケ、ヤノ)
スイカズラ;忍冬の花(スイカズラ科)花言葉。愛の絆;友愛。各地の山野や路傍に生えるスイカズラ科の蔓性半常緑樹で、庭にも植えられる。蔓は細長く、他物に絡んで伸び、長さ4~5mになる。葉は約5㎝の長楕円形で対生する。5~7月、葉のわきに細長い筒形二唇形の花が二個ずつ並んで咲く。芳香がある。花色は初めは白だが、後、黄色に変わるので「金銀花」ともいふ。「すいかずら」は「吸葛」で、子供がこの花の蜜を吸って遊んだから。また、蜜を吸うときの唇の形に花冠が似ているからともいう。葉が冬でも落葉しないので、中国名「忍冬」。「忍冬の花のこぼせる言葉かな 後藤比奈夫」「忍冬乙女らも森を恋ひ来り 堀口星眠」「忍冬のだらだら咲きのはじまりぬ 星野麦丘人」「忍冬の花うちからむくまでかな 白 雄」「忍冬一連風に漂減る 今井つる女」「忍冬の花折りもちてほの暗し 後藤夜半」「忍冬の花のこぼせる言葉かな 後藤比奈夫」。(五月雨止みて忍冬芳香放ちおり ケイスケ)
国の特別天然記念物トキの野生複着を目指す14回目の放鳥が10日、新潟県佐渡市の佐渡トキ保護センターで行われた。放鳥されたのは18羽(雄16羽、雌2羽)で午前6時ゲージの扉を開けると、目印のために着色された羽を広げて飛び立つた。野生の親同士から生まれたトキのひなの巣立ちが今月、42年ぶりに確認されるなど、野生複帰の試みが成果を上ている。環境省佐渡自然保護官事務所の広野行男首席自然保護官は「野生下で生まれたトキが徐々に増えている。放鳥トキと群れを形成してほしい」との談話である。(2016年6月10日8金曜日。読売新聞夕刊より)
ユキノシタ;(ユキノシタ科)花言葉は、純愛;切実な愛情。鴨足草(雪ノ下;虎耳草:虎の耳)日陰地の湿った岩上に生え、庭にも植えられる。赤紫色の絲状の匍匐枝で地表を這う。葉は長柄をもち、円形で掌状に浅く裂ける。赤褐色の細毛が蜜生し、表面に白斑、裏面は赤い。5~6月、長さ20~50㎝の花茎を伸ばし、白花を多数つける。花は五弁で左右相称。上の三個は小さく淡紅色で濃い斑点がある。葉は薬草として利用する。漢名「虎耳草」「鴨足草」とも表記される。「雪の下」は白い花を雪に見立てたもの。●「雪の下」と書くと冬の雪の句と間違われるため、「鴨足草」「虎耳草」が多く使われる。繊細で軽妙な形から、日常の卒直な感慨などが託されやすい。「夕焼けは映らず白きゆきのした 渡辺水己」「遠雷の大きく一つ鴨足草 星野立子」「鴨足草咲けば持仏に井水汲む 石原舟月」「軒風呂も寒からず雪の下咲いて 富田木歩」「滝壺をのぞく形の鴨足草 安住 敦」「貴船より北はおそろしゆきのした 藤田湘子」「石垣の隙間だらけや鴨足草 細川史月」「釣鐘より飲見て鉄臭鴨足草 鷹羽狩行」「鴨足草咲くや井やお菊ものがたり 水原秋櫻子」。
(五七五七と長歌は長しユキノシタ ケイスケ)
(五七五七と長歌は長しユキノシタ ケイスケ)
ガーベタ(キク科)花言葉は、神秘;一家団欒。南アフリカ原産。な多年草。数種の原種をもとに19世紀末頃からさまざまに改良され、切り花や八もの、花壇用の花として親しまれている。株元に葉を茂らせ、その間から長い花茎に頭状花を一個つける。真夏には休むが春から秋まで、日当たりのよい場所で咲き続ける。花色は桃、赤、橙、黄、白など多彩。花の大きさも径6cmの小輪から12㎝の大輪があり、また一重と八重がある。「花車」は花形に由来。「大千本槍」ともいう。開放的な明るさの花である。「ガーベラの炎だつなり海見たし 加藤楸邨」「明日の日の華やぐがどとガーベラ挿す 藤田湘子」「
ガーベラや鴎外漁史に恋一つ 矢島渚男」「ガーベラや乙女等均しく胴しめて 中村明子」。(今朝の雨ガーベラの花濡れており ケースケ)
ガーベラや鴎外漁史に恋一つ 矢島渚男」「ガーベラや乙女等均しく胴しめて 中村明子」。(今朝の雨ガーベラの花濡れており ケースケ)
野茨;うばら;野薔薇『万葉集』に「茨原」「宇万良」などと記載されたように、茨はもともと刺のある低木類の総称だったが、平安初期のわが国最古の本草書「本草和名」では「野茨」の古名としている。「野薔薇」の代表種。各地の野原、河原などに生え、高さ1~2m。枝は細くやや蔓状で、曲がった鋭い刺がまばらに生えている。葉は奇数羽状複葉.小葉は長さ1㎝内外の長楕円形。5~6月、枝先に径2~3cmの白色または淡紅色、五弁の花が多数、円錐状に咲く。果実は8㎜ぐらいの休憩で秋に赤熟する。日本自生の野薔薇は他にも「筑紫茨」「難波茨」「群茨」「照葉茨」などがある。花色は白または淡桃色。どれも野趣に富む可憐なうつくしさがある。俳諧では蕪村の「愁つゝ岡に上れば花茨」や一茶の「古郷やよるもはるも茨の花」などが、無垢で清楚な茨の美しさを個性豊かに伝えている。漢名「野薔薇」。バラ科の落葉低木。花言葉は、素朴なかわいらしさ。「花うばらふたたび堰にめぐり合う 芝不器男」「野いばらの水漬く小雨や四つ手網 水原秋櫻子」「礫像へ咲きのぼりつゝ四つ手網 水原秋櫻子」「礫像は咲きのぼりつゝ花茨 高浜年尾」「花咲いてこんなさみしい真昼がある 三橋鷹女」「花いばらどこの港も夕茜 石橋秀野」「若き日の星ならなくに花茨 千代田葛彦」「見えてゐる野薔薇のあたりいつ行けむ 野澤節子」「若き日の星ならなくに花茨 千代田葛彦」「眼が澄んで野茨ばかりよく見える 佐藤鬼房」「生国の闇幾重にも花いばら 河野友人」「花うばら誰も降りて来ない駅 下鉢清子」「森といふ風のふところ茨咲き 高橋謙次郎」「いかにせん野茨摘みて手にまはし 蓬田紀枝子」「幼なにも別辞を選び花いばら 赤松恵子」「海へ出る砂ふかき道花いばら 大井雅人」「花茨ゴルフボールが孵りそう 鍵和田柚子」「花茨來し方をまた行方とす 深谷雄大」「野宇バラは祈りの白さ砲台跡 加納立子」「船笛の蒼くこもれる花うばら 河野尚子」「この空に続く戦禍や花うばら 千ヶ崎美根」。(安曇野に日柔らかく野薔薇あり ケイスケ)
岩鏡(イワウメ科)花言葉は、忠実。落葉樹林帯から高山帯の草地岩場に群生する。地ぎわから群がって生える葉は長い葉柄があり、ほぼ円形で縁に鋸歯があり、革質で光沢がある。5~7月、長さ約10㎝の花茎を直立し、先端部に3~10個の花をつける。花冠は径約1cmの漏斗形で、5裂し、さらに先端がこまかく裂ける。光沢のある葉を鏡に見立て、岩に生えるところから「岩鏡」の名がある。「岩鏡山雨に男濡れて黒し 村越化石」「岩鏡咲くや草し場崩れし負ふ 原田腑子」「岩かがみ霧が暗しと灯をともす 藤岡筑邨」「溶岩に注連の張られて岩鏡 阿部勢以子」。(天近く色増しにけり岩鏡 ケイスケ)