誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

オオケダケ

2017-10-19 07:28:35 | 誕生日の花ケイスケ日記

オオケダケ;大ケ蓼(タデ科)花言葉は思いやり。紅草;大蓼。タデ科の一年草。アジア原産で江戸時代に渡来し、観賞用に栽培されたが、今は空地や野原に自生する。秋に穂を垂れて咲き、犬蓼よりも花の赤紫色が濃く鮮やかで、草丈高く葉も卵形をしていて目立つ。茎や葉裏には毛が蜜生していて、葉は虫さされに効く。「お祭のごとき門前大ケ蓼 星野恒彦」「大ケ蓼花瓶にありて結びし実 田子六華」。(大蓼鮮やかに咲いて濡れている ケイスケ)。今日は朝から雨一日中降り、天気予報も大形で2~3日降りつ続くとの気象庁予報発表である。

 

 

 

 

 

 

 


ホトトギス

2017-10-18 06:18:46 | 誕生日の花ケイスケ日記

ホトトギス(ホトトギス科の鳥)花言葉は、永遠にあなたのもの。杜鵑、子規,不如帰、沓手鳥、橘鳥,賎鳥,田長鳥、妹背鳥、卯月鳥。初夏五月に南方から渡ってきて日本に夏を告げる。九月には南方へ去る。中国東北部からヒマラヤにかけての一帯、インドネ̪̪シア、マダカスカルに分布する。同じホトトギス科の郭公より小さく,体長30㎝に満たない。背は灰褐色,腹には灰褐色の横縞がある。雄は「キョッキョッョと鳴き「テッペンカヶタカ」「特許可局」などと聞きなす。激情のこもるような声なので布を裂が如し」といい、鳴くときに口中の鮮紅が見えるので「鳴いて血を吐く」ともいう。巣を作らず鶯の巣に托卵する。「早苗鳥」「妹背鳥」など異名、「不如帰「子規」などの異字も多い。「軽口にまかせてなけよほととぎす 西 鶴」「ほととぎす(椴)杉の葉の落つる時杉の葉の落つる時 才 麿」「空になくや水田の底のほととぎす 鬼 貫」「ほととぎすさくらはせんに伐られけり 言 水」「ほととぎす貴船へ通ふ禰宜ひとり 来 山」「野を横に馬牽き向けよほととぎす 芭 蕉」「暁はまだ紫にほととぎす 芭 蕉」「京にても京なつかしやほととぎす 芭 蕉」「ほととぎす啼く五尺の菖草 芭 蕉」「ほととぎす大竹藪を洩る月夜 芭 蕉」「郭公声横たふや水の上 芭 蕉」「ほととぎす今は俳諧師なき世かな 芭 蕉」「有明の面おこすやほととぎす 其 角」「ほととぎ鳴くや湖水のさあさにごり 丈 草」「枝に居て鳴くいや梢のほととぎす 凡 兆」。{ほととぎす鳴くやあの世の明るくて ケイスケ)

 


藤袴

2017-10-17 08:27:35 | 誕生日の花ケイスケ日記

フジバカマ;蘭草;香草;香水草。キク科ヒヨドリバナ属の多年草あの日のことを思い出す。花言葉は、川の堤防などに群がって生える。茎は高さ1~1.5メートル。葉はふつう三深裂し、裏面に脈点がない。花期は8~9月。淡紫色の小さな頭花を多数散る房状に開く。秋の七草の一つ。乾燥すると香気(タマリン)がある。古歌には蘭(らに)と称される。日本には奈良時代に朝鮮を経て、また中国から伝来し帰化した。「何と世を捨ても果たせずや藤袴 路 通」。(藤袴石の階段風甘しケイスケ)

 


ヒヨドリバナ

2017-10-16 08:16:15 | 誕生日の花ケイスケ日記

ヒヨドリバナ属の多年草。キク科ヒヨドリバナ属の多年草。花言葉は、清楚。鵯花;山蘭;妙蘭;沢ひよどり。山地にごくふつうに見られる。高さ1~2m。葉の縁に鋭鋸歯がある。花期は8~10月。頭花をはややまばらに散状につき、花冠は白色まれに帯紫色。ヒヨドリの鳴く頃に咲くので、この名がある。「後苑のひよどり花に走り雨 森 菜朋」「高原を去るや鴨花咲いて 前澤宏光」。今朝は久し振りの雨;終日傘を離せないとの天気予報。北国に向へば初雪が降りそう。やがて本格的な冬の到来か。傘も離せないようだ。家のベランダも水を浴びた様子。終日家の中で庭を見ることとしよう。また病院に戻らぬように?(ケイスケ)

 


シオン

2017-10-15 14:57:46 | 誕生日の花ケイスケ日記

シオン;紫苑;しおに;鬼の醜草;キク科。花言葉は追憶;遠くの人を思う。キク科の多年草で、アジア北東部と西日本に自生していた。茎は直立し、人の背丈以上にまで伸びる。秋になると茎の上部が分枝して、菊のような淡紫色のは花を多数つける。風に吹かれても倒れることなく、秋の庭でひときわ目立つ花である。紫苑にまつわる話は多く、「もの忘れクサ」とも」「うれさを忘るる草」すなはち「わすれ草」ともいわれた。「鬼の醜草」の異名は古くから知られているが、その由来は定香ではない。楠より四五寸高きしおをにかな 一 茶」「乙鳥の行く空見する紫苑かな 道彦」「寝冷えせし宿や紫苑の片なびき 乙 二」「夕空や紫苑にかゝる山の影 閑 斎」「紫苑といふ花の古風を愛すかな 富安風生」「紫苑にはいつも風あり遠く見て 山口青邨」「紫苑ゆらす風青空になりにけり 阿部みどり女」「隣り家紫苑のさかり我が家も 三橋鷹女」「石垣の上に紫苑と兜屋根 滝 春一」「病家族あげて紫苑に潅がるゝ 石田波郷」「頂きに蜥蜴のをる紫苑哉 上野 泰」「門なくて紫苑の高き仮寓かな 森田 峠」「ゆるるともあつむことなき紫苑かな 下村梅子」「ゆうぐれに摘んで紫苑を栞とす 折笠美秋」「古書店の鉄の花瓶に今朝紫苑 小田切輝雄」「沼舟の雫うすれゆく紫苑かな 七田谷まり臼」「丈高く群れて紫苑の色あわき 八木下 巌」。(久方に小雨を浴びた紫苑かな ケイスケ)


友禅菊

2017-10-14 11:30:28 | 誕生日の花ケイスケ日記

友禅菊(キク科)花言葉は、調和;乙女の真心。キク科の多年草。原産は中国大陸で、日本には奈良時代に渡来。江戸時代に観賞用として改良された園芸品種がきわめて多い。梅.竹.蘭とともに四君子に挙げられ、秋を代表する花である。花の色は白.黄.赤など多くはないが、咲き方によって様々な種類が生み出された。大別すると管物.厚物.平物があり、嵯峨菊.伊勢菊.肥後菊.江戸菊.奥州菊などの系統を引くものが多い。独特の香りをもち、切花としても楽しむほか、「もってのほか」などは職位用にする。皇室の紋章に使われているのは六弁の花である。」「白菊の目に立て見る塵もなし 芭蕉」「山中や菊は手折らぬ湯の匂ひ 芭 蕉」「菊の香や奈良には古き仏達 芭 蕉」「菊の花咲くや石屋の石の間 芭 蕉」「黄菊白菊其の外の名はなくもがな 嵐 雪」「秋はまづ目にたつ菊のつぼみかな 去 来」「欄干にのぼるや菊の影法師 許 六」「あそばする牛さへ菊の匂いかな 北 枝」「菊畑や隣は紅の摘残り 千世女」「ものいわず客と亭主と白菊と 爽 太」「きくの香や世にかくらすむ女みこ 蝶夢」「村百戸菊なき門も見えぬかな 蕪 村」「手燭して色失へる黄菊かな 蕪 村」「菊を見つ且後架借る女かな 凡 菫}「菊や咲く我酒たちて五十日 白 雄」「菊咲いて朝梅干しの風味かな 一 茶」「白ぎくにとどく莨のけぶりかな 蒼 蜺」「白菊やしづかに時のうつり行 江 涯」「虫柱立ちいる幽か菊の上 高浜虚子」「有る程の菊ばげいれよ棺の中 夏目漱石」「昼酒をふはゆるせよすがれ菊 小沢壁童」「白菊のあしたゆうべに古色あり 飯田蛇忽」「丹精の菊みよと垣つくろはず 久保田万太郎」「嵯峨菊の暮光も天にぼぼりけり 水原秋櫻子」「菊の香のくらき仏に灯を献ず 杉田久女」「白じらと菊を映すや絹帽子 芥川龍之介」「菊咲けり陶淵明の菊咲けり 山口青邨」「黄白の菊や相和し相背く 相生垣瓜人」「母が活けし菊に小菊を挿しそへぬ 三橋鷹女」「捨菊をまはりから水漬しけり 中村草田男」「子を思ふ日ねもす捨菊見えてをり 石田波郷」「人に秘す墓参の菊の匂い立つ 殿村莬絲子」「白菊とわれ月光の底に冴ゆ 桂 信子」「白菊のあふれ咲くとき善人泣け 油布五線」「ストマイ幾本打ちて癒ゆるや菊の朝 角川源義」「白菊に遠い空から雨が来る 飯田龍太」「こころもち懸崖菊の鉢廻す 橋本美代子」「こののちの菊を託せる杖立つる 高田美恵女」「菜に混ぜて小菊商ふ嵯峨の口 飴山 実」「乱菊となり放題を抱き起す 倉橋羊村」「掛軸を替へむと菊の風通す 品川鈴子」「世に置きてゆく勲章も菊鉢も 吉川禮子」「白菊の在所に入れば波の音 山本洋子」「寺近く住みなりはひの菊作り 村上喜代子」「菊の鉢提げて菊の香のぼりくる 蓬田紀枝子」。(菊焚くやうしろに誰もゐなくなる ケイスケ)

 

 

 


サルビア

2017-10-13 07:13:28 | 誕生日の花ケイスケ日記
サルビア;緋衣草:シソ科サルビア属の多年草。日本では一年草として栽培される。原産地はブラジル。茎は方形でよく分枝師、先に花穂をつける。緋紅色の萼に包まれた唇形の花が数層に輪生する。鮮紅色の萼に包まれた唇形の花が数層に輪生する。花穂は長く6~10月。観賞用栽培種に輪生する。花穂は長く6~10月。観賞用栽培種に花色が青柴.柴.桃などもある。地中海沿岸原産のセージ薬用種。「サルビアの花の衰え見れば見ゆ 五十嵐半水」「サルビアの咲く猫町に出てにけり 平井照敏」「サルビアのどつと暮れたる海のいろ 黒田杏子」。(ヒマワリのどつと暮れたる海の色 ケイスケ。

 

 

 

 

 

 

 

緋紅色の萼に包まれたべに衣草ブラジル原産の花の衰え見見れば見ゆ 五十嵐搬水」「サルビアの咲く猫町に出でにけり 平井照敏」「サルビアのどつと暮れたる海の色 黒田杏子」。(サルビアの一茎一花咲とほす ケイスケ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


シュウメイギク

2017-10-12 07:55:45 | 誕生日の花ケイスケ日記

シュウメイキク;キブネキク(キンポウゲ科)花言葉は、忍耐。キンポウゲ科の多年草で、高さ50~100㎝。長い花柄の先にキクに似た淡紅紫色の花を咲かせるが、花弁に見えるのは萼片である。古く中国から渡来したが、京都の貴船に多くみられたところから名ずけられた。観賞用として栽培され、赤、桃色などがある。露霜にしうねき深し貴船菊 我 里」「菊の香や垣の裾にも貴船菊 水原秋櫻子」「秋明菊カレーを食べし息に触れ 大林清子」「夕月に細き首のべ貴船菊 関 木瓜」。京都の貴船地方で盛んに栽培されていたものです。(晴天に貴船菊輝くよき日なりケイスケ)


ダリア

2017-10-11 09:33:53 | 誕生日の花ケイスケ日記

ダリア;天竺牡丹;ポンポンダリアキク科ダリア属。花言葉は、栄華;優美。メキシコ原産の多年草。南米の高原地帯に自生する。わが国には、天保年代(1842年)にオランダより渡来とされる。高さ30~90センチ、葉は羽状で先端に花をつける。花はポンポン咲き、カクタス咲に代表されるが、改良が重ねられていて、色も多様である。「ダリや大輪ルイ王朝に美女ありき 福田韮汀」「千万年後の恋人へダリア剪る 三橋鷹女」「南浦和のダリアを仮のあはれとす 摂津幸彦」「一滴の雨もとどめず緋のダリア 中村菊一郎」「星全部はだかで光りダイヤの上 依田明倫」「ポンポンダリアまで山羊の乳しぶきけり 大木孝子」「裂くような背中のうしろダリアかな あざ蓉子」「雨来るとダリアの首を木にくくる 玉木春夫」「牛百頭ポンポンダリア咲ける牧 森本森々」「千万年後の恋人へダリア剪る 三橋鷹女」。(ダリアを振り離したり夕日かな ケイスケ)


浜菊

2017-10-10 07:35:52 | 誕生日の花ケイスケ日記

浜菊(キク科)花言葉は、友愛。日本原産の菊キク科の多年草。茎が木化して越冬する。青森県から茨城県にかけて太平洋の断崖、砂浜に生える。高さ1m。葉は肉質で、光沢がある。中央に黄色い管状花が集まり、その周りを舌状花が囲む。直径は6㎝ほど。観賞用にも栽培される。「秋菊に海囁は古き語り草 富安風生」「浜菊やこれより海の荒れがちに 八牧美喜子」「浜菊や流人小屋め鶏捕り小屋 島崎専城」「浜菊や親潮崖に砕け散る 四条好雄」。(浜菊の黄はかたくなに美しき ケイスケ)