9日(金)
思いきって長野に行くことにする。千曲川SAから電話すると若麻績さんは喜んで会ってくれるという。
11時約束通り、本堂前で待っていてくださった。今回のチベット犠牲者追悼法要の中心となった善光寺の僧侶である。ぼくには旧知の方だが一言お礼を言いたかった。「あなたのお陰で僕らも助けられました」。
善光寺は中国政府と共産党のチベットの人たちに対する弾圧・虐殺にはっきりと抗議し、「聖火リレー」への協力を拒否した。そして犠牲者への追悼の法要。これらの行為はぼくだけではなく、ぼくが知る限り、多くの日本人の共感を得ている。自分が行動に移せなかった気持ちを若麻績さんが中心となって世界中に示してくれたのである。
宗派超え長野の祈り 善光寺でチベット犠牲者追悼
http://www.chugainippoh.co.jp/NEWWEB/n-news/08/news0805/news080501/news080501_01.html
本堂で行われる定例の勤行に僕ら3人も参列させて貰った。終了後、若麻績さんは戒壇めぐりを勧めてくれ、極楽の鍵を探り当てて、心の奥深くにある自分の願いを念ずれば仏様が聞いてくださると話された。
真っ暗闇の中をおそるおそる壁に手を当てながら進むと確かにその鍵を握りしめることが出来、ぼくはあられもなく心の内にあることを念じた。
事務局の応接室で一時まで話を聞きました。どこの世界でも一つのことをやり遂げるのは生やさしいことではありません。今回の法要についても若麻績さんの暴走だとする声が今でも強いそうです。どんなことでも合意形成に努めるよう格段の努力を続けてきた方ですから、時間がなかったとはいえ、心残りであるようです。
仏教徒としてチベット人側だけでなく、漢人側の犠牲者も発表されている限りの名前を読み上げて供養したといいます。それでも中国政府や共産党の圧力を恐れて(?)、反対する僧侶が多かったのです。ぼくには今度の決断は善光寺の威信を高めたという声しか聞こえてきません。実際はどうなのでしょう。若麻績さんたちの仏教徒としての、人間としての行動は、中国共産党のひとびとを含む、世界中の心あるひとびとに確かなメッセージを届けたとぼくは思います。
宗派を越えて30代の若い宗教者との出会いがあったことを若麻績さんはとても喜んでいます。その一人が篠ノ井の長谷寺の住職さんです。
善光寺様での追悼法要と聖火リレー
http://www.hasedera.net/blog/2008/04/post_48.html#more
ぼくがきいちご移動教室のことを話すと、残留孤児の方々を徳行坊でいつでも受け入れるといってくれました。この方の導きで善光寺に詣でる旅を企画する楽しみが出来ました。元気になって実現したいと思います。
思いきって長野に行くことにする。千曲川SAから電話すると若麻績さんは喜んで会ってくれるという。
11時約束通り、本堂前で待っていてくださった。今回のチベット犠牲者追悼法要の中心となった善光寺の僧侶である。ぼくには旧知の方だが一言お礼を言いたかった。「あなたのお陰で僕らも助けられました」。
善光寺は中国政府と共産党のチベットの人たちに対する弾圧・虐殺にはっきりと抗議し、「聖火リレー」への協力を拒否した。そして犠牲者への追悼の法要。これらの行為はぼくだけではなく、ぼくが知る限り、多くの日本人の共感を得ている。自分が行動に移せなかった気持ちを若麻績さんが中心となって世界中に示してくれたのである。
宗派超え長野の祈り 善光寺でチベット犠牲者追悼
http://www.chugainippoh.co.jp/NEWWEB/n-news/08/news0805/news080501/news080501_01.html
本堂で行われる定例の勤行に僕ら3人も参列させて貰った。終了後、若麻績さんは戒壇めぐりを勧めてくれ、極楽の鍵を探り当てて、心の奥深くにある自分の願いを念ずれば仏様が聞いてくださると話された。
真っ暗闇の中をおそるおそる壁に手を当てながら進むと確かにその鍵を握りしめることが出来、ぼくはあられもなく心の内にあることを念じた。
事務局の応接室で一時まで話を聞きました。どこの世界でも一つのことをやり遂げるのは生やさしいことではありません。今回の法要についても若麻績さんの暴走だとする声が今でも強いそうです。どんなことでも合意形成に努めるよう格段の努力を続けてきた方ですから、時間がなかったとはいえ、心残りであるようです。
仏教徒としてチベット人側だけでなく、漢人側の犠牲者も発表されている限りの名前を読み上げて供養したといいます。それでも中国政府や共産党の圧力を恐れて(?)、反対する僧侶が多かったのです。ぼくには今度の決断は善光寺の威信を高めたという声しか聞こえてきません。実際はどうなのでしょう。若麻績さんたちの仏教徒としての、人間としての行動は、中国共産党のひとびとを含む、世界中の心あるひとびとに確かなメッセージを届けたとぼくは思います。
宗派を越えて30代の若い宗教者との出会いがあったことを若麻績さんはとても喜んでいます。その一人が篠ノ井の長谷寺の住職さんです。
善光寺様での追悼法要と聖火リレー
http://www.hasedera.net/blog/2008/04/post_48.html#more
ぼくがきいちご移動教室のことを話すと、残留孤児の方々を徳行坊でいつでも受け入れるといってくれました。この方の導きで善光寺に詣でる旅を企画する楽しみが出来ました。元気になって実現したいと思います。