川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

旧友来訪

2013-07-31 09:39:15 | 友人たち
7月30日(火)
午後 、勝義さんが横浜から呉さんが荒川区から様子を見に来てくれました。



期せずして昔の仲間が揃いました。
韓国は 日本を上回る自殺大国だと言います。若者に希望と元気がない病んだ社会が世界中に作られているのです。
大統領や首相が先頭に立って排外主義を煽るのも共通しています。

老兵に何が出来るのか?

お二人を見送ったあといつもの散歩。
遊歩道 の林床にキツネノカミソリ。



帰り道の田んぼでは稲が穂をつけているの に気づきました。季節は進んでいます。


「寅次郎頑張れ」平戸

2013-07-30 09:47:39 | 映画  音楽 美術など

7月29日(月)雨

 夜、珍しく「寅さん」を見た。1977年12月公開の「男はつらいよ 寅次郎頑張れ!」。

20-post.jpg (76283 バイト)

若い日の大竹しのぶの初々しさと長崎県平戸の風景が懐かしかった。

http://blowinthewind.net/torasan/20.htm

僕らが旧友の案内で平戸を訪ねたのはほんの2年前のことだが長い月日がたってしまったような気がする。

平戸城からの眺めがすばらしかったなあ。

IMG_3178

 ●「川越だより」http://blog.goo.ne.jp/keisukelap/e/a448ac2c2c4a8e4a03e4a7a8f8240dad


小袖海岸

2013-07-29 11:13:24 | 出会いの旅

7月29日(月)雨

震災から一年経って訪ねた三陸海岸の旅は印象深いものでした。

久慈市の小袖海岸は特に忘れられません。その後、ドラマで有名になったようですがテレビには縁が ないのであらためて写真で辿ってみます。
 2012年7月31日



エゾスカシユリ


中川豊さん
 若き日、室戸のマグロ船の船員だった。津波で流された船にかわる新造船で再び漁をはじめるという。

 

 

 

小袖港





川や森 の恵み

2013-07-28 20:06:10 | 川越・近郊
この3日間、夕方になると自転車を漕いで川越公園に行き、森の散歩道を歩いています。

自転車道から入間川を望む



萩が咲き始めた


ノカンゾウ?の群落


堰下で釣りをする人


セミの抜け殻


入道雲


自転車の曲乗り 15歳から13年間やっているという。思わず、拍手。


エノキの大樹
ありがたい気持ち


「朝鮮戦争休戦」から60年

2013-07-27 13:17:01 | 韓国・北朝鮮

7月27日(土)

1953年7月27日朝鮮戦争休戦協定。60年たって「北」では「戦勝式典」が行われるとか。

「祖国解放戦争」として金日成がはじめた戦争だが、米軍の介入を招き、解放=統一に失敗した。「北」が国として残ったのは中国人民解放軍の犠牲のおかげだ。金日成の無謀な「武力解放」戦略の責任が問われなければならないのに、彼はその責任をNO2の朴憲永(パク・ホニョン)に押し付け処刑して切り抜けた。

 それからも「同志」を次々に血祭りにあげて世界に例を見ない「社会主義」の看板を掲げた王朝を築いた。旗印は変わることなく「南朝鮮解放!」。民衆は飢餓と餓死、強制収容所の恐怖の只中に置かれている。

核武装を成し遂げたと称する三代目も安泰気分になっているのだろうか。この日本でも「独裁政権打倒」の声は聞こえてこない。

 それどころか、維新の会の国会議員になったばかりのアントニオ猪木が祝賀に駆けつけるとか。石原慎太郎代表の配下になったからには何かの密命を帯びているのか?

 北朝鮮の独裁者に媚びる勢力は左右を問わず、跡を絶たないが、いったい何を考えている人びとなのだろう?

今日、米国ではオバマ大統領の演説があるらしい。韓国は?中国は?そしてわが日本では?

独裁を終わらせ、「北」の人びとが自由を獲得するために私たちにどんな努力が求められているのか。

 


漢方で活力もらう

2013-07-26 09:51:33 | 病状

7月25日(木)曇

 謙一くんが薦めてくれた千葉の漢方医を訪ねました。昼前から3時間近く相手をしてくれました。

 「顔色がよい、声もしっかりしている、何より目が輝いている。」

何の心配もありません。といって漢方の処方をしてくれました。

 「症例をたくさん持っている方の言葉だから、ちゃんとした根拠がある。信じて頑張りましょう。」

帰途に謙一くんから電話をもらいました。先生からすぐに報告の電話があったようです。なんだかうれしい帰りの2時間。

 6時前、帰宅すると栄子さんが来てくれていました。ニンニクを二週間かけて燻製にしたというお手製の漢方薬「黒ニンニク」を頂戴しました。

 そして参鶏湯。心づくしのご馳走をゆっくりゆっくりいただきました。

今日は72歳の誕生日でした。期せずして漢方に通じた方々の心のこもった激励を受けてまだまだやれるかもしれないと意を強くすることができた一日でした。ありがたい限りです。

 


we are the world ブルース・スプリングスティーン

2013-07-24 17:27:58 | 映画  音楽 美術など

7月24日(水)雨

気候の急変に体がついて行きません。昼前からコタツで脚を暖めながら数時間を過ごしました。iphonで歌を聴きました。どういうわけか

 WE ARE THE WORLD.

(歌詞の日本語訳)

今こそあの声に耳を傾けるんだ 今こそ世界が一丸となる時だ 人々が死んでゆく いのちのために手を貸す時が来たんだ それはあらゆる物の中で最大の贈り物 これ以上知らん振りを続ける訳にはいかない 誰かが、どこかで変化を起こさなければ 僕らはすべて神のもと、大きな家族の一員なんだ 僕らは仲間、僕らは神の子供たち 明るい明日を作るのは僕らの仕事 さあ今こそ始めよう 選ぶのは君だ それはみずからの命を救うことなんだ 本当さ、住みよい世界を作るのさ 君と僕で・・・ 心が届けば支えになってあげられる そうすれば彼らも力強さ自由を手に入れるだろう 神が石をパンに変えて示してくれたように 僕らもみんなで救いの手をさしのべるべきなんだ 見放されてしまったら 何の希望もなくなるものさ 負けたりしないと信ずることが大切なんだ 変化は必ず起こると確信しよう 僕らがひとつになって立ちあがればいいんだ

(1985年全米の歌手が立ち上がってアフリカの飢餓救済のために作った曲)

http://www.youtube.com/watch?v=ezzxDk_vvXA

僕はこの歌を10数年間授業で紹介してきました。15歳の生徒たちの中には「鳥肌が立った」と感想を漏らす人もいるほど強い影響を与えた歌です。「倫理」のテーマソングの一つになりました。

 今日の鑑賞でブルース・スプリングスティーンという人を覚えました。

昨日facebookで娘婿の幸雄さんが15歳のときにこの人の歌に出会って深い影響を受けたと読んだばかりだったのです。「ブルース・スプリングスティーン」。聞いた覚えはあるがどういうひと?

we are the world を何十回も鑑賞していても一人ひとりの歌手のことはほとんど知らないのです。

ああ、この人だったのか。熱唱が印象深い人だったのです。なんだか急に身近な人に思えてくるのですから不思議です。

we are the world ブルース・スプリングスティーン http://www.youtube.com/watch?v=SqneldgGIPw

we are the world は勉強したからわかりますが、英語の歌は聴いても意味がわかりません。だから学校で習ったいくつかの歌を除いて歌える歌はありません。

幸雄さんは15のときに聞いた歌の歌詞をきちんと覚えているといいます。

すごいなあと思います。どんな歌を聴いたのでしょう。

川越だより参考記事●http://blog.goo.ne.jp/keisukelap/e/6f788f86eb8edeb10307bc57788d8a71

 


抗がん剤治療は最終段階へ

2013-07-23 12:16:35 | 病状

7月23日(水)晴

昨日あたりから暑さが復活してきました。「選挙」が一段落したので病状の報告です。

19日(金)昼前、ガン研有明病院 西尾医師の診察がありました。

CT検査で見る限り、右肺に転移したガンはやや増殖しており、抗がん剤「アリムタ」の薬効は認められない。副作用を考えれば3回目の投与は中止。

これで抗がん剤治療は終結という流れですが先生と協議した結果、2012年1月に中断した「イレッサ」を念のため服用してみることにしました。薬効はあったが肝機能障害を引き起こして短期間で服用を止めた薬です。同じ副作用があるかどうかはわからないのでやってみる手はあると聞いていたので、僕のほうに未練があったのです。8月5日に血液検査をして継続するかどうかを判断します。隔日に1錠ずつ服用しています。

 「アリムタ」から解放されたのはうれしいような気持ちです。思ったより体が動かなくなっていたのです。手術から7年半以上がたってこの間に受けた抗がん剤治療の後遺症が影響しているのではないかと思います。

 いずれにせよ、抗がん剤治療は今回のイレッサでおしまいです。

抗がん剤治療には否定的な意見もあり、漢方などを薦めてくれる友人もいます。免疫力をつけることは大切なことですから相談してみようかと思っています。

72歳の誕生日を間近にして僕の闘病にも転機が訪れたようです。

 

 


新しい時代が始まった

2013-07-22 10:57:14 | 政治・社会

 7月22日(月)晴

選挙は終わった。ほとんどすべてがマスコミの予想通りの結果だ。

有権者の半数が投票しなかった。民主党による政権交代が無残な結果に終わったため取り返しのつかない政治不信・あきらめがこの国に蔓延してしまったのだろう。民主主義が機能不全に陥った。恐ろしいことである。

自民党を主軸とする半ば独裁的な政治がしばらくは続くことになる。原子力村は勢いづきフクシマは覆い隠されていく。遠くない将来に破滅は避けられないのかもしれない。

僕は希望は「山本太郎の勝利」にあると書いた。

幸いなことに山本太郎は勝利した。大きな大きなできごとだと思う。

一人の青年の決意がこれほどの力になりうることを実証してくれた。憂いを同じくしている人びとの勇気と力を呼び起こした。

投票日に三宅洋平という人の話を聞いた。山本太郎が比例区はこの人と薦めているというので遅まきながら。

 アイヌの「チャランケ」という言葉を使って話す人だった。私たちがめざす民主主義のありようをきちんとした日本語で話す。一語一語に哲学が宿っていて無駄がない。わかりやすい。

これほどの人が立候補していたのかと不明を恥じた。

僕が知らないところで新しい時代を生み出す歩みは始まっていたのだ。

三宅洋平の言葉を丁寧に書き起こしている人がいる。書き起こしながら自分の心と対話しているのだろう。ここにも3・11以後を懸命に生き抜こうとする人がいるのだと思った。

「川越だより」の読者が演説を聞いた後、僕と同じようにこの方が書き起こした三宅洋平の言葉を読み返してくれるといいな。

 私たちの一人ひとりが「山本太郎」になり、「三宅洋平」になろうと、それぞれのやり方で決意して立ち上がり、力を合わせる喜びを知ったときに、変化は必ず起こるに違いない。

三宅洋平 17万6970票 個人得票では26位だが「緑の党」の得票が伸びず落選。

みんなで一緒に国会へ行こうよ!三宅洋平7/19 (全部文字起こし完了http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3129.html


時夫くん来訪

2013-07-21 11:20:24 | 友人たち

7月20日(土)晴

2時過ぎ、時夫くんが訪ねてくれました。

1975年度 池袋商業高校1年7組のメンバーの一人で現在は長野県安曇野市在住です。

親友だった人の墓参りで東京に来た帰りにわざわざ川越によってくれたのです。

線香の香りがしたので「先生はもういないのか」と思ってしまったといいます。

2年前の春に、きいちご移動教室で安曇野を訪ねたとき一日付き合ってくれて以来です。僕のことがずうっと気にかかって仕方がなかった、元気な顔が見れて安心した、といってくれました。線香の匂いは隣家からのものだったようです。


今日は妻の68歳の誕生日です。病気の話をしたらびっくり。
高度成長期に「極貧」の体験を持つ人です。生活を切り詰めてお子さん2人を育て上げ、「貧乏の連鎖」を断つ歩みを語ってくれました。

自動車教習所の教官としてシビアーな日々を送っています。日没までには安曇野に帰着しな

ければと短い滞在で川越ICに向かいました。ありがとう、時夫くん。

夕方になって川越公園の遊歩道を歩きました。まだまだ本当によたよたですが何とか往復することができました。

こんな生活ができるのも妻が元気にいてくれるからです。奇跡的な復活にただただ感謝あるのみです。

 倫子 1945年7月20日 焼け野原の東京信濃町 慶応病院地下室で誕生。

(公園から見えた空)


「森の思想が人類を救う」梅原猛

2013-07-20 13:04:36 | 自然と人間(震災・津波・原発事故)

7月20日(土)

 明日は参議院議員選挙の投票日です。マスコミは自民党の圧勝を予想しています。

衆議院に続いて参議院も国民が自民党圧勝を選択するとすれば、日本と世界はどういう方向に流れていくことになるのか?みんなはどう考えているのでしょう。

 僕はもう心配で心配で堪りません。絶望的にさえなりそうです。

一番の原因は「脱原発」が夢のまた夢となることです。原発の再稼動のニュースが続くことになり、「フクシマ」は覆い隠されていきます。経済の国際競争に打ち勝っていくためにはといって何もなかったことになっていくのです。

 東日本大震災と「フクシマ」は人類史を画する大事件です。

自然と人間との関係を問い返し、どうしたら人類が生き残れるかを考えさせる、究極のチャンスが与えられた、とでも言ったらよいか。

ドイツでは哲学者の意見をも聞いて「脱原発」に踏み切ったといいます。

近代文明を領導したデカルトやベーコンの思想にまでさかのぼってこのままで良いのかと考えたのです。「自然の征服」を良しとする近代思想の「恩恵」の極限に「フクシマ」はあるのです。

日本ではどうなっているのでしょう?哲学者や宗教者の積極的な発言が僕の耳には届いてきません。

 僕は90年代から哲学者・梅原猛(たけし)さんのファンです。

『森の思想が人類を救う』という本がバイブルのようなものです。

福島第一原発の事故は東日本の森を放射性物質で汚染しました。その災厄の巨大さは日を追うにつれて暴露されていくことでしょう。森は水を生み出す命の源です。その肝心要(かなめ)がやられたのですから地下水・川・土壌・海が汚染されないで済むということがあるのでしょうか。

明日の投票を前にちょっと思考のときを作ってください。日本と世界は今までどおりで良いのか?メルケルさんと同じように哲学者の声にも耳を傾けて自分らしい決断をすべきです。

参考「森の思想が人類を救う」●http://blog.goo.ne.jp/keisukelap/e/809cd3c44e16c4d8e188f802eeca9b0e

哲学者が原発止めたドイツ

http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1933.html

 

 

 


『福島原発と被曝労働』

2013-07-19 22:07:15 | 自然と人間(震災・津波・原発事故)

7月19日(金)晴

土佐高校同窓会関東支部の機関誌『筆山』が届いた。

最後のページの「私の一冊」という欄に僕の後輩に当たる村田三郎さん(大阪のお医者さん)という方たちが書いた本が紹介されている。

 僕はほんの今知ったばかりで読んだわけではないが、知りたいことにきちんと答えてくれている本のように思われる。鶴和さんという方の「評」も心に残る。

同じ学校に学んだことがあるという縁で出会うことができた。感謝の念を持って紹介させてもらいたい。

村田三郎(41回生)共著
福島原発と被爆労働
隠された労働現場、
過去から未来への警告

原発は事故を起こしたから危険
なのではない。本書は、原発とは、
それが正常に稼働すること自体が、
死の灰を撒き散らす゛悪魔の火゛
であることを明らかにする。そこ
で働く二次、三次の下請け労働者
の多くが病に倒れ、しばしば死に至る。それを承
知で建設、再稼働を推進するグループは、もはや
傷害、殺人の確信犯と断ぜざるを得ず、これを世
界に売り歩く姿からは、死の商人の匂いが漂って
くる。

評:41回生鶴和千秋(関東支部顧問)

福島原発と被曝労働 -隠された労働現場、過去から未来への警告-

 参考●http://www.amazon.co.jp/%E6%9C%AC/dp/475033751X

 


脱原発 の二票

2013-07-18 12:55:53 | 政治・社会
7月18日(木)晴
暑さが戻ってきました。この方が体調には良さそうです。
被災地で貰ったひまわりが一本だけ花を咲かせました。ヤマユリも一本だけです。



通院の電車 に乗る前に期日前投票をしました。朝日新聞の出口調査に協力しました。
脱原発のために選挙区は支持しない政党の候補に一票。
比例区は「生活の党」。小沢一郎 のリーダーシップ にかすかな期待を託します。比例区で一人は当選者を出して生き残って欲しい。

民主主義の底力示す 山本太郎の選挙

2013-07-17 10:37:39 | 政治・社会

7月17日(水)

 東京選挙区の山本太郎(敬称略)が当選圏(5位以内)にあるとの情報に励まされています。彼の演説を聞く人びとの目が真剣だと伝える記事もあります。

山本太郎候補の街頭演説は聴衆で溢れた。話を聞く聴衆の目が真剣だった。=5日(金曜)夕方6時半頃、新橋駅前SL広場 写真:山田旬=

うれしいのはボランティアが選挙運動の中心となり、その数が1000人を超えたという報せです。

出典●http://tanakaryusaku.jp/2013/07/0007525

 低投票率で自民党の圧勝が大方のマスコミの予想です。原発再稼動の動きは加速し、やがて安倍自民党はその本性をあらわにしてくるでしょう。北朝鮮や中国の脅威に対抗するには「大日本帝国」の復活しかないと彼らは本気で考えているのです。「日本をとりもどす」とはそういう意味です。民主主義と人権の抑圧が本格化します。自衛隊の国防軍化も徐々に進みます。

 希望はどこにあるか。

「山本太郎」の勝利にあります。民主主義のために闘う市民の力が山本太郎を勝たすことができたら、たとえ一議席であっても人びとの灯台となることができます。

3・11を契機に社会のあり方や個人の生き方を考え直すようになった人は決して少なくはありません。金曜日のデモはその象徴でしょう。誰かに頼るのではなく、わたしたち一人ひとりが変化の主人公になり、政治的リーダーを生み出していくのです。

甘い考えはもはや通用しない時代の入り口です。心して選挙のことを考えましょう。

山本太郎は偉いなあと思います。明日は東京を離れて新潟で「森ゆう子」の応援をするそうです。2人がともに当選できれば希望は膨れます。

 

 

 

 

 

 

 


よかったね 「神宮」 カンちゃん14歳

2013-07-16 12:08:16 | こどもたち 学校 教育

7月15日(祝)晴
2時間半かけて神宮球場につきました。



卒業以来12年、野球部OBの山田真一くんが迎えてくれました。今日が14歳の誕生日のカンちゃん一家も駆けつけて嬉しい大事業のはじまりです。捻挫でナリちゃんが居ないのが残念。



文京高校 郁文館 ともになかなか決定打が出ず、3回裏神谷選手のホームランが文京に
勝利をもたらす結果となりました。文京高校 2-1 郁文館。文京のエース大塚くんが踏ん張って3安打しか許さなかったことが印象に残りました。応援のし甲斐があってともかくよかった!

バックネット裏の2階席からの観覧で風通しもよく快適なひと時でした。
 試合の途中でカンちゃんが疲れた僕の全身を揉み解してくれました。気持ちよかったなあ。

 

「北」から来て4年余り、「神宮」はもちろんのこと、高校野球の観戦は初めてとのことです。開放的な雰囲気を楽しんでもらうことができて何よりでした。

北朝鮮でも友好国「キューバ」との関係で一時期野球が導入されたが、米日の「敵性スポーツ」ということで結局長続きしなかったとのことです。

写真: 文京 2ー1 郁文館    野球部OB山田くんと14歳になったカンちゃん

 

山田くんの授業を担当したのは高一のときで、僕がHR担任をしたわけでもありません。それでもfacebookでの呼びかけにこたえて会いに来てくれました。立派な青年になっていました。

出版社に勤めているとのことです。カンちゃん一家との出会いをきっかけにして「脱北者」や「日本人妻」のことを心にとどめて活動してほしいとお願いしました。心強い返事がありました。

 カンちゃん、14歳おめでとう!

本を読むのが好きなカンちゃんに妻からの『チポリーノの冒険』を手渡しました。妻や娘が好んで読んだ古本です。

 30歳になる頃にはどんな青年になっていることだろうか。

やさしい気持ちはもうすっかり自分のものだ。まっすぐに力強く育てよ、カンちゃん。

こんなすばらしい舞台を与えてくれた都立文京高校の野球部の選手諸君に心からの感謝。ますますの健闘を祈ります。