昨日(29日)。青空が広がるという予報だったので越辺(おっぺ)川、都幾川の左岸を東松山の丸木美術館まで往復してきました。
土手上の道にはどこも彼岸花の花盛りです。川島町の天神橋の上流あたりは特に見事。
帰りに土手下に下りて花に取り囲まれるような草地にシートを敷いて仰向けになってみました。流れる雲に目をやっているうちにまどろんでしまいました。気温が高くなってこんなことが出来たのです。
下青鳥というところで土手の整備が中断しており、自転車では通行が困難です。それでも無理をして行ってみました。彼岸花の群落に無数の蝶が舞っています。まるで絵の中の風景です。最近どこに行っても蝶の姿を見なくなっているのでびっくりするやら感動するやら。
下押垂の氷川神社脇の土手では85になるという方がしゃがみ込んで曼珠沙華を観察しています。作句のための取材だと言います。俳句作りはぼけ封じにもってこいだとか。
さて、民主党の議員たちが検察問題を審議する特別委員会の設置を要望するというニュースがありました。先日「川越だより」で同趣旨のことを提案?したばかりです。
民主・可視化議連 検察問題の国会特別委設置を要望へ
(2010.9.28 17:50 産経)
民主党の「取調べの全面可視化を実現する議員連盟」(会長・川内博史衆院議員)は28日、国会内で会合を開いた。川内氏は大阪地検特捜部の主任検事の証拠隠滅事件を踏まえ、国会に同事件や検察のあり方を検証する特別委員会を設置するよう働きかけていく考えを示した。
●取調べの全面可視化を実現する議員連盟http://my-dream.air-nifty.com/kashikagiren/
議員連盟のHPを見ると郷原弁護士を招いて勉強会をやったようです。その録画も見ることが出来ます。
国権の最高機関である国会が集中的に審議して検察行政の問題点を洗い出し必要なら制度改正を行うのは当然の責務です。民主党が「全面可視化」を公約に掲げながらいっこうに実現の方向が見えないのは理解に苦しみます。
検察官の手による証拠の偽造が発覚しました。前代未聞と大騒ぎしていますが今までになかったと言い切れるのでしょうか。検察が自己に不利益な証拠を隠し持ち、公判廷に提出することを拒む例は日常茶飯事でした。証拠の偽造もあったと考えるのが自然ではありませんか。
こんな時ですから川内議員たちに是非とも頑張って誰の目にも見える形で問題点を摘出してもらいたいものです。検事総長をはじめとする関係者の証人招致は当然のことです。えん罪で苦しめられた被害者の証言も大事です。
尖閣列島問題に関わってのことですが民主党の鉢呂国会対策委員長が訳のわからないことを言い始めました。
検察幹部の招致を否定 漁船衝突で民主国対委員長
(2010年9月29日 東京・夕刊)
民主党の鉢呂吉雄国対委員長は二十九日午前の記者会見で、沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)沖の漁船衝突事件に関連し、野党などが求めている検察幹部の国会招致について「検察は司法の独立的な権限を有しているから、そこに政治がかかわる形は好ましくない」と、否定的な考えを示した。
その上で、中国船長釈放の経緯などに関しては「法務相が(検察の意見を)踏まえて国会答弁する」と述べた。
出典●http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010092902000184.html
「司法の独立的な権限を有しているから」検察幹部を国会には呼べないと言っているのです。
検察官はいわゆる「法曹」の一員ですが明らかに行政官です。強大な行政権力を行使しているのです。国会がその権力行使をチェックしないで誰がやるのですか。検察官を国会に呼んではならない法的な根拠を教えてもらいたいものです。
こんなことでは検察のあり方を抜本的に検証し、改革するなどということは出来ません。
野党が検察幹部の国会招致を求めるのは当然のことです。川内議員など与党の議員も菅政権のこのだらしなさにきちんと抗議して国会の責務を果たしてもらいたいものです。
土手上の道にはどこも彼岸花の花盛りです。川島町の天神橋の上流あたりは特に見事。
帰りに土手下に下りて花に取り囲まれるような草地にシートを敷いて仰向けになってみました。流れる雲に目をやっているうちにまどろんでしまいました。気温が高くなってこんなことが出来たのです。
下青鳥というところで土手の整備が中断しており、自転車では通行が困難です。それでも無理をして行ってみました。彼岸花の群落に無数の蝶が舞っています。まるで絵の中の風景です。最近どこに行っても蝶の姿を見なくなっているのでびっくりするやら感動するやら。
下押垂の氷川神社脇の土手では85になるという方がしゃがみ込んで曼珠沙華を観察しています。作句のための取材だと言います。俳句作りはぼけ封じにもってこいだとか。
さて、民主党の議員たちが検察問題を審議する特別委員会の設置を要望するというニュースがありました。先日「川越だより」で同趣旨のことを提案?したばかりです。
民主・可視化議連 検察問題の国会特別委設置を要望へ
(2010.9.28 17:50 産経)
民主党の「取調べの全面可視化を実現する議員連盟」(会長・川内博史衆院議員)は28日、国会内で会合を開いた。川内氏は大阪地検特捜部の主任検事の証拠隠滅事件を踏まえ、国会に同事件や検察のあり方を検証する特別委員会を設置するよう働きかけていく考えを示した。
●取調べの全面可視化を実現する議員連盟http://my-dream.air-nifty.com/kashikagiren/
議員連盟のHPを見ると郷原弁護士を招いて勉強会をやったようです。その録画も見ることが出来ます。
国権の最高機関である国会が集中的に審議して検察行政の問題点を洗い出し必要なら制度改正を行うのは当然の責務です。民主党が「全面可視化」を公約に掲げながらいっこうに実現の方向が見えないのは理解に苦しみます。
検察官の手による証拠の偽造が発覚しました。前代未聞と大騒ぎしていますが今までになかったと言い切れるのでしょうか。検察が自己に不利益な証拠を隠し持ち、公判廷に提出することを拒む例は日常茶飯事でした。証拠の偽造もあったと考えるのが自然ではありませんか。
こんな時ですから川内議員たちに是非とも頑張って誰の目にも見える形で問題点を摘出してもらいたいものです。検事総長をはじめとする関係者の証人招致は当然のことです。えん罪で苦しめられた被害者の証言も大事です。
尖閣列島問題に関わってのことですが民主党の鉢呂国会対策委員長が訳のわからないことを言い始めました。
検察幹部の招致を否定 漁船衝突で民主国対委員長
(2010年9月29日 東京・夕刊)
民主党の鉢呂吉雄国対委員長は二十九日午前の記者会見で、沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)沖の漁船衝突事件に関連し、野党などが求めている検察幹部の国会招致について「検察は司法の独立的な権限を有しているから、そこに政治がかかわる形は好ましくない」と、否定的な考えを示した。
その上で、中国船長釈放の経緯などに関しては「法務相が(検察の意見を)踏まえて国会答弁する」と述べた。
出典●http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010092902000184.html
「司法の独立的な権限を有しているから」検察幹部を国会には呼べないと言っているのです。
検察官はいわゆる「法曹」の一員ですが明らかに行政官です。強大な行政権力を行使しているのです。国会がその権力行使をチェックしないで誰がやるのですか。検察官を国会に呼んではならない法的な根拠を教えてもらいたいものです。
こんなことでは検察のあり方を抜本的に検証し、改革するなどということは出来ません。
野党が検察幹部の国会招致を求めるのは当然のことです。川内議員など与党の議員も菅政権のこのだらしなさにきちんと抗議して国会の責務を果たしてもらいたいものです。