川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

つわ

2012-03-23 13:50:59 | 父・家族・自分

3月22日(木)☁

予報とは違って寒い一日。妻が僕の頭を五分刈りぐらいにしてくれた。抗がん剤「タルセバ」の副作用で湿疹があちこちに出ているが頭皮にも現れ始めた。その対策のためだが、さっぱりした。

室戸岬の「うまめの木」のブログに採ったばかりの「つわ」(ツワブキ)の写真が出ている。 

 

出典●http://blog.umamenoki.com/

子どもの時に母などについて裏山で採った。皮をむいて水に浸けて、あくだしをしたものをほかの野菜と共にアジなどの魚をだしに煮てくれた。皮むきを手伝うと手が真っ黒くなったなあ。

 伊豆の海岸でもツワブキはよく見るが室戸のように新芽が長く伸びて美味しそうなのには出会わない。

春先にはアザミの新芽も採りに行った。こちらは海岸だった。母は白和えにしてくれた。

出典●http://momo32.exblog.jp/15856046/#mce_temp_url#

イタドリ、サツマイモの茎、かぼちゃの茎‥平地がなく野菜に恵まれないためか、今ではほとんど口にすることのないモノを工夫してたべさせてくれた。

 大人に従いて採りに行ったり、皮をむいたり、けっこう子どもも働いた。嫌だなんて思わなかった。時代が貧しかったのかもしれないが子どもが育つにはいい環境だったように思う。

妻は東京育ちだが土佐風の料理を工夫して作ってくれる。それでも「つわ」や「アザミ」を食べさせてもらうというわけにはいかない。

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿