渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

パステルトーンのモーターサイクル

2025年02月12日 | open



漫画・アニメの「ゆるキャン△」
によってプチキャンプブームが
来た。
それと同時に、小さなバイクブ
ームが発生した。
ゆるキャン△の主人公の女子高
生志摩リンが乗るのがヤマハの
ビーノだ。
形は4ストモデルなのだが、音
は2ストモデルで再現されてい
る。

ゆるキャン△ビーノによって、
志摩リンカラーのトーンのミ
ニバイクが
大人気となった。


だが、色の再現性が正確では
ない塗色も結構見られる。
それは実写やプラモでも。


ヤマハ本社が作った志摩リン
モデルはやや明るい色だが
原作に近い色を再現している。

実際の志摩リン色はもっと
ややくすんだ感じの色調で
1950年代テイストの色とな
っている。

志摩リンビーノ以前に、ヤ
マハは1998年に4000台の限
定で「ハローキティモデル」
というパステルカラーのビ
ーノを発売していた。


モーターサイクルのレーシ
グマシンにパステルカラー

導入したのは1985年のヤマ

で、鈴鹿8時間耐久のレー
サー
にスポンサーの資生堂の商品
テック21のカラーでマシンを
塗った。

薄い水色がかった藤色とパー
ルを混ぜた色だった。


だが、それ以前にフランス
のソノートヤマハはメイン
スポンサーのゴロワーズカ
ラーで世界グランプリを走
っていた。淡い水色。


1981年に発売された不朽の名車
である公道市販車のヤマハRZ350
は、このフランスソノートヤマハ
のカラーリングを模していた。
販売初期はそれ一色のみ、という
ヤマハのイメージ戦略の入れ込み
様だった。その後ラインをひとつ
増やしたカラーバージョンも出た。

RZは山はレーサーのTZのZ、
究極のZという文字を冠した
が、海外向けではヤマハの
レーシングコードRDのまま
だった。RD350の水冷、と
いう形式で海外では販売され
た。

オートバイは古くからフラン
スヤマハに見られるように
淡い色にも塗られていた。
一般市販車のスクーターでも
志摩リンのビーノがパステル
カラーを流行らせたのではな
く、大昔からあった。
それは1959年に発売された
大ヒット国産スクーターで
ある富士産業(富士重工→現
スバル)ラビットもそうした
トーンの色だった。

(模型)

富士ラビットは私が子ども
の頃の1960年代にはかなり
の数が走っていた。
まだ和製語のバイクという

言葉が存在しなかった頃。
バイクという日本語が普及
しはじめたのは1971年から
だ。それまでは、これまた
和製語の「オートバイ」が
モーターサイクルの呼び方
だった。あるいはサイドカ
ーの側車付に対して単車と
呼んだ。

そうした時代、パステルト
ーンのラビットスクーター
が街中を走っていた。
それらの色調はホンダのカ

ブによって長年引き継がれ
た。
パステルカラーは大昔から
日本国内で流行っていたの
だ。
今でも元気な富士ラビット
の個体は国内に
いくつか現
存している。

分離給油ではなく、2スト
混合ガソリンを入れる。
25:1の濃い目の指定。



モーターサイクルの塗装色は
どぎつい
原色系と淡いぼやけ
たパステルカラー系の
二種類
に大別できるだろう。

実は、志摩リンカラーのトー
ンの車両は1955年のアメリカ
もあった。
デロリアンでタイムスリップ
するとそれが
わかる(笑


子どもの荷車を蹴ってボード
を引きはがしてスクーター=
キックボードにするマーティ・
マクフライ。


カフェの窓から覗く女子高生
は歓声を上げる。


そこに悪玉ジャイアンのビフ
が車で突撃してくる。


ジャ~ンプで逃れる時をかける
少年マーフィ。
古風プール色のピックアップ
トラックは走り去った。



 


 


チューンナップとセッティング ~2スト~

2025年02月12日 | open

YAMAHA最速原付スクーター
ビーノをボアアアップ70ccに
カスタム


カスタムというよりも、ボア
アップによるチューン=調整
の正しい方向性を示している。
この人は全体的なトータルチ
ューニングをきっちりしっか
りと射程に入れている。
ボアアップにより初期の49cc
設計からクランクバランスが
崩れるので、それも見越して
計測してフライホイールの重
量も調整していく。
こうしたのが本当のチューン
でありチューンナップだろう。
ポン付けでオシマイ、という
のはチューニングにおいては
あり得ない。
ボアを上げたり、吸排気や駆
動系をいじるという事は、最
良状態のノーマルのセッティ
ングを一度崩すという事なの
で、排気量を上げたら全体的
なトータルバランスを絞り込
んで行く手の入れ方をしない
と、マシンは応えてはくれな
い。

アグレッシブかつ活き活きと
したエンジンに仕上げるのは
チューナーの基本路線だが、
そのいじりの中心幹には一つ
の言葉が支柱となっている。
それは「スパルタン」。
走る二輪を作るのはそれだ。
スパルタン性がスポイルされ
るいじりは、二輪チューンに
おいては捨象されるべきだろ
う。

こうした2ストチューニング
のガチな基本と対策と深淵を
1970年代に一番知っていた人
は、1977年に世界グランプリ
ロードレースの350ccクラス
で世界チャンピオンになった
片山敬済さんだっただろう。
当時、たぶん世界一。
これは森脇さんも認めていた。

排気系だけいじれば速くなる
のではない。
当然吸気系もセッティングし
ている。
加速性は驚異的な活力を見せ
ている。
排気だけでなく吸気およびシ
リンダーとピストン、ヘッド、
クランクを調整するとこうな
る。
ノーマル49cc/6.3PSでさえか
り加速と最高速が速いのに、
少しいじってカチッと決まる
とこのような車になる。
2ストロークエンジンは最高に
面白い。原付でさえこれだ。
これが499ccレーサーとなると

どうなのかと想像すると、頭
がパン!と破裂しそうだ。
ビーノ最強!チャンバー装着で
驚異のパワーアップ!性能比較
動画!