渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

日本人の平均寿命

2023年01月14日 | open


厚労省データによる日本人の平均
寿命の変遷。

1921〜1925年(大正11-15年)
男平均 42.06歳
女平均 43.20歳

2017年(平成29年)
男平均 80.98歳
女平均 87.14歳

ここ100年で雲泥の差である。
1921年時点で43歳という事は
1881年(明治13年)生まれだ。
2017年で87歳は昭和5年生まれ。
昭和一桁生まれの人たちがそろ
そろ亡くなって平均寿命通りと
なる。

平均寿命が伸びたのは医療の発
達と衛生環境の変化によるだろ
う。
この先、どれ程日本人の寿命が
伸びるかは私には分からないが、
ここ100年で寿命が倍になった
というのは驚異的だ。
そういえば、以前も書いたが、
サザエさんの波平さんはおじさ
んというよりおじいちゃんに見
る。実際にタラちゃんの祖父
だが小学生のワカメちゃんのお
父さんである。
あれは戦後直後、昭和20年代の
物語だが、日本人は当時50代で
もう老人だったのだ。敬老の日
も50代が対象だった。
今は、少年が10代、青年が20-
30代中半、中年が35-49、壮年
が50-65、老年が65以上となっ
ている。
また、それらとは別な呼び方で
は高齢者があり、それは概ね55
歳以上とした概念で語られる事
が多い。

昔はよく人生50年とは云われた
が、実際に100年前は日本人の
平均寿命は42-43歳程度だった
のだ。長生きしても50年。
人生、短いものだ。
なお、現在、日本は世界でも長寿
国となっている。

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