僕の幸せの相当な割合は食べることにありますが、もしかしたら同じくらい、映画が好きなんです。演技、映像、音楽、効果音・・・etc.全て鍋にひっくるめて突っ込んじゃって、煮て、焼いて、クルクル廻して、もういっかいオーブンで焼いて、フリーザーで冷やして、踊りながら食べる、ような。何を書いてるのか、自分でもよくわかりませんが、とにかく、映画こそが、究極の「総合芸術」であると、もうはっきり言い切ってしまっていいでしょう、たぶん!たぶんかよ。
小学校~中学生の頃、雑誌「ロードショー」を毎号買っては、しまいには内容をほとんど覚えちゃうほど毎日熟読してました。当時と言えば「スターウォーズ」「未知との遭遇」に端を発した(映画界的には第何期目かの)特撮ブームでもありまして。SFも多かったんですが、これはハリウッド、大監督にしか許されない。なんたってお金がかかる。普通のお金が無い系の映画で特撮ものと言いますと、どうしてもホラー映画になるんですね。そんなわけで、こちらも大ブーム。「サスペリア」「ゾンビ」「13日の金曜日」「ポルターガイスト」だとか、いわゆるこのジャンルの歴史的名作というのは、大体この頃に出尽くしちゃった感じですね。一口にホラーといいましても、オカルト、ショッカー、クライム、ゾンビ、スプラッター等々、色々あるんですが、まぁ、また長くなるので、またいつか。こんな話、要望なんて無いでしょうけど。
どのくらいのブームだったかと言いますと、当時日本最大級だった銀座にありましたテアトル東京という、かの名作「風と共に去りぬ」や、「ベン・ハー」の67週ロングラン上映などの大記録で知られた由緒正しき世界に誇る超巨大映画館が、なんとまぁ何を思ったか時代の流れか「13日の金曜日パート2」などという、同シリーズの中でもかなり中途半端なポジションにある映画を上映しちゃってた、というくらいのブームだったんです。僕がテアトル東京で観た最後の映画になっちゃいましたよ。
あー、超脱線。
えっと、映画って本っ当にいいもんですね、って話ですが、とにかく好きで。どんなのでも観ます。純愛ラブロマンスだけはちょと苦手ですが・・・。あ、でも「ラブアクチュアリー」は好き。アレはヒューグラントが出てる映画、いわゆる大英帝国純愛ものの中でも、相当いいですよね。あー、絶対長くなるー。このあたりの話もまたいずれ。
とにかく!数年前にいわゆるホームシアターシステムを導入してから、暇さえあれば(無くても)、レンタル屋さんに入り浸っているくらい好きです、という。ちなみに僕のは、いつぞやご紹介したBOSEのヘッドフォンよりはるかに安いシステムですが、それでも、一度体験すると、もう、
テレビのスピーカーでなんて、観れませんよ!
大文字にするほどのことでもないんですけど。とにかく、お勧めします。
なわけで、家にいるときは寝る前に大体一日一本(まるまる休みの日だと2本とか)観ちゃうんですが、昨日、急に猛烈に観たくなって借りてきたのが写真の映画です。やっと本題です。あはあは。
大好きなアル・パチーノの映画の中でも「フェイク」「ディアボロス」に並んで大好きな映画、「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」という映画です。なんかねー、ちょこんと付いてる余計な邦題が、いまいちダサいんですよね。これのせいで変な甘ったるいイメージ、付いちゃうんじゃないかと思うんですよ。これ付けた人に会ったら一言、言ってやりたいくらいなんですが、まぁよしとしまして。観たのは昨日で3~4度目くらいですけど、やっぱり、ボロッボロに泣けました。やっぱこれ、最高です。僕の生涯のベスト3に入れちゃいます!
ってかね、コレ観て泣かない男はいないんじゃないでしょうか。男が泣く映画。そ、男泣き映画。略して男映画。うそうそ!変な方向に行きますね、これじゃ。あー、しかし女性はどう感じるのかなー。
えと、どのくらいこの映画が好きかっていうとですね。昨日、行きつけのレンタル屋さんにDVDが無かったにもかかわらず、家にはデジタルのホームシアターシステムがDVDのトレイ開けて待っているにもかかわらず、とにかく昨日は!どうしても!コレが観たくて!
ビデオで借りてきたくらいですから~。どか~ん。
って、DVD買えば?そんなに好きなら、って話ですよね。はい、買いましょう。すいません。でも、ほんと、よかったら、是非観てみてくださいね。