ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




名古屋公演二日目では熱く盛り上がりすぎてしまい、ピョンピョン飛び跳ねていたら、突然プツン!と音が聴こえなくなりました。
今回のツアーでは、イヤモニ(イヤー・モニター)という、耳型をとったイヤフォンを使っているのですが、これを繋いでいるケーブルを切ってしまったんですね。
何かに引っかかったのか、足で踏んづけてしまったのかは分りませんが、とにかく、曲の中で、突然音が無くなってしまったんです(笑)。

瞬間、外の音を聞きながら演奏は続け、曲間で脇に走り、僕の機材担当のローディーくん(楽器のテクニシャンさんです)に、
「切れたちゃたー!予備出して!」と叫んだわけです。
でもその予備は、このコリラックマに入っているのでして(笑)、それを思い出した僕は、一足先にステージに戻って、自分で出して(笑)。
その間にローディくんは新たなケーブルを用意してくれ、どうにか無事に装着。大事に至らずに済みました。

しかし、このイヤフォン・・・約10万円という、僕にとってはとっても高価な代物
しかも、修理となると時間もかかる。この先の日程、どうしよう・・・と一瞬ブルーになったのですが、




どうやら切れたのは延長ケーブルのほうだったようで、イヤフォンは無事でした。それにしても、見事に“ブッタ”切れてしまいました。
「相当な勢いでないと、こうは切れないです」、とローディーくんに言われましたよ(笑)。

ローディーくん、松本から、「これ、絶対に切れないのを用意しましたから」ってそれまでの4~5倍も太いのを用意してくれたんです。
実は・・・これがちょっと重たいんですけれど(笑)、でも、仕方ないですよね。自業自得、というか。
で、不思議なのが、このトップの写真、たまたまその日に、なんとなく「お、そこにいるのか」って思って、撮った一枚だったんです。
「そうだよ、こんなところにいるんだよ」って、言ってるようで(笑)。




勿論、次の公演からは、すぐに取り出せる、僕の真横にいるようになりました

そんな名古屋公演でしたが、初日の公演には、



僕のC3を改造してくださる、Voyagerさんが駆けつけてくださり、オルガンや、機材の話で盛り上がりました。
現在も、一生懸命、準備をしてくださっていますので、皆さん、どうぞお楽しみにですー(って、僕が一番楽しみなんですけれども(笑))。

二日目には、YAMAHAのサポートセンターの方が三人で、これまた応援に駆けつけてくださいました。
真剣な表情で、ローディーくんと共に、コンピューターを使って、僕の機材の状況を確認してくれていますが、




一緒にエビフライを食べに行ったのが、この方たちです。完食したのは、そのお店の紹介者でもある、赤いシャツを着ているKDさん。なんと、僕が教えているがっこーの、第一期の卒業生なんだそうで、そんなこんなで、すっかり仲良くなってしまいました。
次は、いつかヤマハの本社のある浜松の餃子屋さんに一緒に行こうと盛り上がっているところです。
皆さんが、ヤマハのサポートセンターにシンセサイザーのことで質問の電話をかけますと、
この三人(手前、Kさん、奥、Iさん。ちなみに右端はローディーのFくん。)のうちの誰かが電話に出てくれる、という。
僕は、ツアー前の準備期間に、毎日のように電話を掛けまくっていたので、
今回お会いする前からすっかり仲良くなってしまっておりました(笑)。

でも、皆さんに(エビフライ食べながら)「うちに電話してくださるユーザーさんで、川村さんが一番お詳しいですよ」なんて言って頂きました(←マニアとしては嬉しい気持ちが大きいのですが(笑))。この日も、幾つか今後改善した方がよさそうな点などをご提案させていただいたのですが、皆さんメモを片手に、とても熱心に対応してくださいました。今回ツアーで大活躍のMOTIF XSのバージョンアップに少しでも貢献できれば、僕もとっても嬉しいです



・・・さてさて、難しい機材の話はこのくらいにしましょう

そんなわけで、名古屋二日目はエビフライで一日持ってしまったわけですが、僕がポロリと「餃子なら食べたい・・・」と漏らしたのを、
ドラムスの田中さんが「あ、いいね!餃子、食べたいね!」と拾ってくださって、有志で、



餃子を食べに行きました。いやー、美味しかったなー。勿論、このあと、追加餃子もお願いしましたよ


そして、タクシーに乗り込んだ途端、


なんと、




我が、餃子の王を発見。閉まってましたけど、とにかく慌てて窓に張り付いて、写真を撮りました(←なんでよ(笑))。



そして、翌日は松本へ移動です。



新幹線ではないホームにもきしめん屋さんがあると聞き、皆さんより一足さきにホテルを出て、お店に向かいました。

なんとこちら、びっくりですよ。駅そばの概念を覆すお店でした。

僕は、「びっくりイカ天玉きしめん」というのを頼んだのですがくコ:彡、

なんと、おばさん、くコ:彡をその場で揚げはじめるではないですか。衣を絡めて、油に投入。待つこと、6分。

この待ち時間だけでも、駅そばの常識外です。電車、いっちゃいますからね(笑)。

そこでおばさん、さらなるびっくりを。

「お客さん、大盛りにしますか?」

え?そんな!ただで、大盛りにしていただけるの?そりゃあ、勿論(笑)。

そして、このジュージューに挙がった天ぷらを、大盛りのきしめんに、ジュッ。


はい、そしてここでまた常識破りなのが、少し考えれば分かりそうですが、このイカをガブリと噛んでわかりました。

死ぬほど、熱いくコ:彡。

・・・揚げたてですからねえ(笑)。でも、駅そば系は、少しぬるめ、が基本のはず(笑)。

口の中をやけどして、ふうふうひいひい言いながら、ようやく全部頂いて、
外に出たら、・・・猛暑ね。もう、汗が尋常じゃない感じで(笑)。

でも、美味しかったなー。このあと、皆さんも、それぞれにきしめんやうでん、お蕎麦を召し上がっておられましたよ。
大食漢の松田さんに「・・・大盛り、無料ですよ」とお教えしましたら、「おおー!僕も大盛りにしよう!」と喜んでおられました(笑)。



さあ、松本への移動です。特急列車ですから、ブログも特急で行きましょう

列車に乗り込むと、なんと、



一番前の席が空いている!やっほー。

取り立てて電車マニアではありませんが、これは楽しい、面白い



トンネルに入っても、カメラは放しません(笑)。



もうね、ちょっとしたアトラクションですよ。



時速100キロほどで、ガンガン走ります。線路の幅が新幹線ほどありませんので、結構揺れます。

ちょっと怖いくらい、酔うくらい(笑)。

そしてトンネルを抜けると、そこは、


物凄い下り坂。しかもクネクネ。さすが、山間を走る列車は、豪快です。

ってか、ちょっとしたジェットコースターですから、これはもう(笑)。




カーブなんて、こんな感じですからね。
車外の景色をご覧になっていただければお分かりになるかと思いますが、これ、列車が傾いてるんですよ(笑)。




町並みも、都会のそれとは違います。なんか、とってもいいです。



バス停ですね。あんなところでバスを待ったこと、ないなぁ・・・。いいなぁ。



綺麗な川が流れて、大きな山に、濃い緑・・・。最高ですね

・・・あ、そうそう、緑と言えば(笑)、緑ちゃん、今日もまた一位にさせて頂いておりました。ありがとうございますー




さあ、塩尻で運転手さんも交代して(お疲れ様でしたー)、松本はもうすぐです。


・・・この時は、迷子になることなど、これっぽっちも想像しておりませんでしたが(笑)。


それではお腹が空いてまいりましたので、今日はこのへんまでにてー


ではー。


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