ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




今日はN本工学院にて、朝9:30から17:00まで授業をして、

その後、S足学園音大に移動して、9月からの授業に関する資料作りをしてまいりました。

オフィスで作業していると、一日のレッスンを終えた斉藤光浩さんが現れ、

できた資料を持って地下のレコーディングスタジオに行くと、ドラムスのCherryさんが学生たちのバンドのレコーディングをしておりました。

そう、明後日、メルパルクホールのステージでご一緒するお二方でございますが、今日もこうして、大学で働いておられたのです。

 

仕事を終えて、では明後日、よろしくお願いします、とご挨拶をして大学を出ようとすると、

相談ごとがあって僕を待っていたという学生がおりまして、「では」と、少し座って話を聞きました。

 

学生の悩みも、よくわかります。

なんとっても18歳。

 

むしろ自分のその頃を思えば、

悩むというか、なんというか。

まあ、何もわかっていなかったと思ってしまいますし、

その頃の自分がした判断は、当然、その時では正しいものだったと信じ・・・るしかありませんが(笑)、

それから30年も経った今、同じ判断をするのか、というと、

自分のことなら、そう中味が変わっていないのですから(問題か)、同じ判断をしそうですが、

他人事となるとまたちょっと考えてしまうこともあります。

 

少し先を考えたときに、もっと、よい手立てがあるのではないか。

何年か後にも、できれば、その判断が正しかったと信じられるものであるほうが、いいのではないか。

 

結局のところは、未来のことなんて分からないのですから、

ましてや自分のことですからね、やはりその時の気持ちや、その状況で判断するしかないのですが、

でも、相談を受けた30年ほど長く生きている身としては、どうにか、幾分でもベターな結果になりそうな助言をしてあげたい、と思ってしまいます。

 

でもね、結局は

「自分が、やりたいようにやればいいんだよ」

ということなのだと思います。

 

どうしたって、どこまでいっても、自分の人生は、自分の人生。

誰にも代わってもらえないし、今から、誰かの人生を歩むこともできません。

 

なので、自分が思ったとおりにやって、どうなっても経験にして、それなりの責任も背負って、

未来の判断基準を、自分で作っていくしかないのです。

本当の説得力は、そこにのみ、生まれるのだと思います。

 

回りくどくつらつら書きましたが、結局のところ、

何事も、

「悩んで立ち止まっている暇があったら、直感を信じて動いた方がいい」

と思うのです。

 

限りある時間なのですからね。

これこそが、誰にとっても、等しいことですよね。

 

そして、行動こそが、また次の思考を生む、最高の卵、だと思うのです。

 

ではー。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )