今年の3月に、自らの手この世を去った、世界三大ロックキーボーディストの一人、キース・エマーソン(ニュースはこちら)。
その衝撃は、今も和らぐことがありません。
一昨日の厚見さんのライブでも、オフステージでその話題が出ておりまして、
「びっくりしたというよりも、もう、あまりのことにね・・・」
と厚見さんも、言葉を失っておられました。
本当に、僕たちキーボーディストにとっては、他に例えようのないほどの、驚きと、そして悲しみだったのです。
その後発売された、キーボードマガジンの2016年夏号。
本誌のまるまる半分を、全てキースエマーソンの追悼記事にするという、当然と言えば当然ですが、前代未聞の扱いでございました。
僕も、懐かしくも、でもやはり、なんとなく悲しい思いで、ページをめくっておりました。
特集記事の中に、キースエマーソンの音楽を、使用されてきた機材とともに振り返る、ヒストリーページがございました。
ぱらぱら。
ぱら。
・・・あれっ。
「ELP結成後、キースはハモンドC-3を購入する」
ってあって、その下にはC-3の写真が。
ええ、これは、
まごうことなき、
僕のC-3(笑)。
改造前の海月の写真、でございます(笑)。
いえ、びっくりしましたが、エマーソンの追悼記事に、こういう形で参加させて頂けましたことは、光栄なことでございます。
ではー。