ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




今日、年に1~2回しか観ることがないサザエさんを観て、

こんな会話にびっくりいたしました。

 

フネさんと波平さんの会話です。

 

この回のテーマは、フネさんが、少女時代を思い出して、ブランコに乗ったり、お手玉をしたり、歌を歌ったりする、そんなフネさんをとりまく家族の話でした。

この話の前半では、些細なことで夫婦喧嘩がありましたが、カツオに「二人ともいいかげんにしなよ」とたしなめられ、

波「別に喧嘩なぞしておらんぞ!」

というシーンの後。

 

お化粧台で髪をとくフネさんに近づく波平さん。

波「(笑顔で近づく)」

フ「あら、どうしたんですか?」

フネさんの口調から、怒っている様子はなく、先ほどの小さな夫婦喧嘩はすでに水に流れている様子がうかがえる。

突然、波平の口から、こんな言葉が。

波「母さんが、こんなシワシワのばあさんになるとは思ってもいなかった」

すかさずフネさん

フ「あら、私だって、お父さんがこんなに頭のハゲあがったおじいさんになるとは思ってませんでしたよ」

 

なんすか、この会話は(笑)。

 

フネさんならきっと、

「あら、お父さんはずっと昔のまま、とってもハンサムですよ」

くらいのことを言う良妻賢母ではなかったでしょうか(笑)。

 

そもそも、波平さんだって、フネさんと喧嘩することは度々あれども、

このように、フネさんに限らずですが、人の容姿について「こんなシワシワになるとは」なんて、言う人でしたでしょうか

これ、カツオが言っていたら、「バカモーン!!なんてことをいいよるか!」って怒るキャラでないとですよね。

 

ちなみに、別にこの後、喧嘩になるわけではありませんでした。

それがまた、なんといいますか、

 

へ?これ、サザエさん的に、普通の夫婦の会話でいいのかいな、

とびっくりしたのでした。

 

ご存じのように、サザエさんは、長谷川町子さんの原作四コマのネタを今でも各所に使いつつ、

新たな脚本を交えて作られているのですが、

こんな脚本になっているということは・・・

 

想像するにですが、

もはや、サザエさんを観て育っていない年代の人が書いているのかなあ、と思ったりもしたのでした。

 

僕は、何冊か「よりぬきサザエさん」を持っている程度ですが、あとは児童館でよく読みましたし、

全てではありませんが、サザエさんの原作漫画のファンでもあり、また、日曜日の夕方は、決まってドラえもん~サザエさんの流れで育っておりますので、

今日の会話は、・・・「」でございました(笑)。

 

「誰?この人たち?何かに、乗っ取られてる?」

という感じで(笑)。

 

インベージョン

「ある朝突然、あなたの親しい人が、別人になっている。」

(原作は、これまで『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』など3度も映画化された、ジャック・フィニィの小説「盗まれた街」)

 

ではー。



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