昨日はS足学園音大でレッスンの後、学生の個人面談の前半がありました。
年に3回、それと、履修アドバイジングとして1回、計4回、受け持ちの学年の全学生と面談をするのです。
授業の履修状況や、出席状況の確認、それ以外の活動の様子や、場合によってはさらに突っ込んだ話なども聞いていき、
学生一人一人の学生生活がスムーズに行われるようにアドバイスしたり、指導したりしていく、というのが目的なのです。
かれこれ僕も、各コース、各学年に1人いる、この「アカデミックアドバイザー」という役職を3年務めております。
ちょうど、今の3年生が入学した時からですので、僕自身も、一緒にアドバイザーとしての2年生、3年生となっている感じです。
3年生の夏です。
そろそろ、卒業後の事も、なんとなく見えてくること。考えておかなくてはならない時期。
当たり前ですが、学生たちそれぞれ、みんな個性的ですし、音大生というくくりは一緒ですが、みんな、やっていることも違いますし、取り組み方、考え方も様々です。
だからこそ面白く、将来が学生の数だけ、様々なベクトルを持って、存在しています。
卒業してしまえば、今のようにしょっちゅう会うことは亡くなってしまうのかもしれませんが、
同じ日本で、あるいは、この世界のどこかで、ずっと頑張って、仕事をして、だれかと一緒に、あるいは、一人でたくましく、生きていくわけですよね。
これまた当たり前ですが、僕がこの世にいなくなったとしても、彼らはまだまだ、長い長い、彼らの人生を生きていくのですよね。
若い彼らに、主に音楽を通して、色々な事を教える立場ですが、でも、彼らから学ぶことも沢山です。
そして、一緒に大笑いすることも沢山ありますし、時には、膝を突き合わせて、じっと話し込むこともあります。
こうして、同じ学校で、一緒に時を過ごして、一緒に成長しているように思っています。
・・・30歳の歳の差がありますけどね(笑)。
でも、同じ100年を、
長い歴史からしたら、ものすごい確率で、
今という同じ時代を生きている仲間なんですよね。
勿論、これを読んで下さっている、皆さんも。
ではー。